酒折宮(山梨・甲府)〜蓮歌発祥の地!御朱印の情報やご利益、歴史をご紹介します!!〜

山梨県
酒折宮ってどんなところ?ご利益は?

御朱印の料金、いただける場所、時間など、本記事では実際に酒折宮に参拝していただいた御朱印、神社の特徴について解説いたします!

 

酒折宮とは?

酒折宮

山梨県甲府市に佇む酒折宮は、連歌発祥の地として有名な神社です。山梨県で唯一、古事記・日本書紀に記載のあるほど歴史のある神社とされており、日本で最初の連歌が誕生した地とされているため、多くの学者や文学者も訪れる神社となっています。

連歌とは

連歌とは「発句 5・7・5 」→ 「脇句 7・7 」→ 「5・7・5」 →  「7・7」  →  「5・7・5」   →  「7・7」・・・・・というように複数の人が句を繋げて詠んでいく和歌のことです。

基本情報

酒折宮(さかおりのみや)
所在地:山梨県甲府市酒折3-1-13
TEL: 055-231-2690
参拝時間:9:00〜17:00

ご利益と御祭神

酒折宮でお祀りしているのは日本武尊(やまとたけるのみこと)です。約1900 年前に酒折宮に御鎮座したことを起源としています。

御利益・御祭神

◆御祭神
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
◆ご利益
厄除け、開運招福、商売繁盛、五穀豊穣、国土平穏

歴史

酒折宮

酒折宮は今から1900 年前に日本武尊が御鎮座したことが起源となっています。

ご祭神である日本武尊が酒折宮に御鎮座したのは、今から1900年前のことです。
塩海足尼が社殿を建て鎮祭した当初の酒折宮は、現社地の北側の、月見山の中腹にありました。
月見山は三角錐のかたちをした「神奈備山(かんなびやま)」と言われる山で、当時は山そのものがご神体と見なされ、人々の信仰を集めていたとも考えられます。(神奈備山信仰は神社の原初的形態で、奈良県の大神神社の三輪山信仰がよく知られています)
酒折宮の旧跡「古天神」の周辺には古墳やたくさんの石造物が点在しており、考古学的価値のたいへん高い場所*であると言われています。

また、酒折の地は甲斐の国の治所の置かれたところでした。
甲斐の国から他の国に通ずる九つの主要道路は、すべてここ酒折を起点としていたようです。いつのころか社殿は古天神より現在の場所へ移されました。
そして、明治13年6月に明治天皇ご巡幸の際、徳大寺侍従長がご代拝されたのをはじめ、皇族貴顯のご参拝が数多くありました。
なお、現在の社殿は、大正5年に火災で焼失したのち新築したもので、昭和17年11月に竣工した建物となっています。

公式ホームページより引用

酒折宮のアクセス


アクセス

◆所在地
山梨県甲府市酒折3-1-13
◆交通機関
・山梨交通・富士急行路線バス、酒折宮入口バス停から徒歩5分
・JR中央本線酒折駅にて下車 徒歩5分

酒折宮の御朱印

酒折宮_御朱印

酒折宮の御朱印です!連歌発祥の地と大きく描かれた御朱印をいただくことができます。
中央の朱印は「甲斐 酒折宮」、左下には「参拝記念」と記載があります。

酒折宮

御朱印をいただける社務所は参拝後、すぐ右手後ろにあります。

御朱印情報

授与時間:9:00〜17:00(お立ち寄りの際は必ず公式サイト等でご確認ください)
場所:社務所
御朱印代(初穂料):500円
授受形式:直書き(2024.1月時点)
公式サイト酒折宮ホームページ

酒折宮の見どころをご紹介!!

酒折宮

酒折宮駅を降りて歩いて行くと鳥居を見つけることができます!
この鳥居は明神鳥居という形式だそうです。

 連歌発祥の地

酒折宮

酒折宮は連歌発祥の地として知られています。
日本武尊が「新治筑波を過ぎて幾夜か寝つる」と片歌で問いかけたところ、
御火焚の者が「かがなべて夜は九夜日には十日を」と片歌で答えたとされ、このやりとりが日本における連歌の起源とされています。

酒折宮壽詞(さかおりのみやほぎごと)

酒折宮

酒折宮

本居宣長が書いたとされる酒折宮壽詞の石碑があります。

酒折宮

石碑に書かれた文章の直訳があるので、訪れた際には是非読んでみてください!

酒折祠碑(さかおりことひ)

酒折宮

酒折宮

こちらは酒折祠碑です。山縣大弐が書いたとされています。

狛犬

酒折宮

酒折宮

酒折宮の狛犬です!一方は口を開けて、もう一方は口を閉じているこの対の狛犬は吐く息と吸う息「阿吽(あうん)」を表し、魔除けとしての意味合いを持っています。

まとめ

読んでいただきありがとうございました。
ぜひ魅力溢れる酒折宮にお立ち寄りください!

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