「石長比売(イワナガヒメ)」とは?日本神話にて岩石を司る女神として知られる石長比売(イワナガヒメ)について解説します!
石長比売(イワナガヒメ)とは?
イワナガヒメは、オオヤマツミの娘でコノハナノサクヤヒメの姉にあたります。神々に寿命ができたのは、ニニギが嫁を迎える際に、コノハナノサクヤヒメと共に、姉のイワナガヒメを娶らなかったことから繁栄の永続性が失われたといわれる。
「コノハナノサクヤヒメ」と「イワナガヒメ」
オオヤマツミは、姉の石長比売(イワナガヒメ)と共にニニギに嫁がせようとしましたが、醜いイワナガヒメを送り返し、美しいコノハナノサクヤヒメとだけ結婚しました。イワナガヒメを妻にすればニニギの子孫の命は岩のように永遠となるはずであったのに、コノハナノサクヤヒメのみを妻にしたため、子孫である天皇に寿命が生じてしまったとされています。別名
磐長姫(いはながひめ)、苔牟須売神(こけむすめ)、木花知流比売(このはなちるひめ)など
御利益(ご利益)
イワナガヒメは岩石を司る女神であるとされることから、頑強・永遠の神とされています。そのことから、不老長寿や健康長寿などのご利益がいただけるとされています。
御利益
◆御利益・不老長寿、健康長寿、縁結びなど
石長比売(イワナガヒメ)を祀る神社
・雲見浅間神社(静岡県賀茂郡松崎町)
・大室山(静岡県伊東市)の浅間神社
・伊豆神社(岐阜県岐阜市切通)
・伊砂砂神社(滋賀県草津市)
・細石(さざれいし)神社(福岡県糸島市)
・貴船神社_結社(京都市左京区)
・磐長姫神社(兵庫県尼崎市)
・月水石神社(茨城県つくば市)
・石神社(東京都青梅市)
・銀鏡神社(宮崎県西都市)
・浅間神社(長野県軽井沢町)
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