【世田谷区】御朱印をいただける寺社5選|歴史とご利益を感じる街歩き

東京都
東京都世田谷区には、古くから地元の人々に親しまれてきた歴史ある寺社が点在しています。今回はその中でも御朱印がいただける5つの寺社をご利益やアクセス情報とともにご紹介!参拝の際の参考にしてみてください!
 

御朱印とは?

御朱印

御朱印(ごしゅいん)とは、神社やお寺で参拝した証としていただける、墨書と朱印が押された印章のことです。本来は写経を納めた際にいただく証でしたが、現在では参拝の証として多くの神社や寺院で受けられるようになりました。
墨書きで神社名や日付、ご祭神の名前、御朱印の印が美しく書かれており、神社ごとに異なる趣のあるデザインが魅力です。最近では、季節限定や特別な行事に合わせたカラフルで装飾性の高い御朱印も登場し、御朱印帳に集めていく楽しみも人気を集めています。

【世田谷区】御朱印をいただける寺社5選

桜神宮(さくらじんぐう)

桜神宮
桜神宮

桜神宮は、伊勢神宮の禰宜・芳村正秉が明治15年に創建した新習教(古式神道)の流れを汲む神社です。火伏せや災難除けの神徳が厚く、多くの参拝者が訪れます。

桜神宮
桜神宮の御朱印

桜神宮では上記のような御朱印をいただくことができます!


基本情報
所在地:東京都世田谷区新町3-21-3
アクセス:東急田園都市線「桜新町駅」徒歩2分
御祭神:天御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、伊弉諾尊、伊弉冉尊、天照大御神、歴代皇霊神、天神地祇
ご利益:
病気平癒、火伏、災難よけなど

松陰神社(しょういんじんじゃ)

松陰神社
松陰神社

松陰神社は、幕末の思想家・教育者である吉田松陰をお祀りする神社です。
安政の大獄で処刑された松陰の遺志を偲び、松陰門下生らによって明治15年に創建されました。現在は学問成就や志を立てるご利益の神社として、全国から多くの参拝者が訪れています。

松陰神社
松陰神社の御朱印

松陰神社では上記のような御朱印をいただくことができます!

松陰神社

松陰神社では松陰先生が描かれた御朱印帳をいただくことができます。


基本情報
所在地:東京都世田谷区若林4-35-1
アクセス:東急世田谷線「松陰神社前駅」徒歩3分
御祭神:吉田寅次郎藤原矩方命(吉田松陰公)
ご利益:
学業成就、合格祈願、開運商運など

豪徳寺(ごうとくじ)

豪徳寺
豪徳寺

豪徳寺は、文明12年(1480)に世田谷城主・吉良政忠が創建した弘徳院を前身とし、江戸時代に彦根藩井伊家の菩提寺として整えられた曹洞宗の名刹です。また、井伊直孝を招いた猫の伝承から招き猫発祥の地の一つとされ、境内には招福猫児が並ぶ招猫殿があります。

豪徳寺
豪徳寺の御朱印

豪徳寺では上記のような御朱印をいただくことができます!


基本情報
所在地:東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
アクセス:東急世田谷線「宮の坂駅」徒歩5分、小田急線「豪徳寺駅」徒歩15分
御本尊:釈迦如来(しゃかにょらい)
ご利益:
開運招福、心身の健康、精神的な安らぎなど

世田谷八幡宮(せたがやはちまんぐう)

世田谷八幡宮
世田谷八幡宮

世田谷八幡宮は、平安時代後期の寛治5年(1091)、源義家が戦勝に感謝して宇佐八幡宮の御分霊を勧請したことに始まる古社です。奉納相撲の神事で知られ、現在も境内では伝統の相撲行事が受け継がれています。世田谷の鎮守として勝運や厄除けのご利益を求めて多くの参拝者が訪れます。

世田谷八幡宮
世田谷八幡宮の御朱印

世田谷八幡宮では上記のような御朱印をいただくことができます!


基本情報
所在地:東京都世田谷区宮坂1-23-20
アクセス:東急世田谷線「宮の坂駅」徒歩3分、小田急小田急線「豪徳寺駅」徒歩5分
御祭神:応神天皇、仲哀天皇、神功皇后
ご利益:
勝運、仕事運、厄除けなど

太子堂八幡神社(たいこどうはちまんじんじゃ)

太子堂八幡神社
太子堂八幡神社

最勝寺は、通称「目黄不動」と呼ばれる江戸府内五色不動の一つで、慈覚大師によって860年に創建された歴史ある寺院です。徳川将軍家の崇敬を受け、江戸の町を守護する不動尊として広く信仰されてきました。現在も不動明王像や大日如来像が祀られ、多くの参拝客が訪れます。

太子堂八幡神社
太子堂八幡神社の御朱印

太子堂八幡神社では上記のような通常御朱印や月替わりの御朱印をいただくことができます!


基本情報
所在地:世田谷区太子堂5-23-5
アクセス:東急世田谷線「西太子堂駅」徒歩5分
御祭神:応神天皇
ご利益:
勝運、仕事運、厄除けなど

御朱印のマナー・持ち物・楽しみ方

御朱印をいただく際のマナー

御朱印は、神社やお寺を参拝した証としていただくものです。単なるスタンプラリーではなく、信仰の証や感謝の気持ちを込めて受け取るものですので、以下のマナーを守って気持ちよく参拝しましょう!

  • 参拝後に御朱印をいただきましょう!
  • →拝殿で手を合わせ、ご挨拶をしてから社務所に向かいましょう。
  • 写真撮影は許可を得てから
  • →御朱印帳や社務所の写真撮影はNGの場所もあります。必ず確認を。
  • 静かに丁寧にお願いする
  • →神職や巫女さんに「御朱印をいただけますか?」と丁寧に伺いましょう。
  • 混雑時は書き置き対応もある
  • →混雑時や行事中などは、直書きではなく「書き置き」での対応になることがあります。

御朱印巡りに必要な持ち物

  • 御朱印帳
  • →お気に入りのデザインを選んで持参しましょう。神社ごとにオリジナルの御朱印帳も販売されています。
  • 小銭(初穂料)
  • →通常300円〜500円程度。事前に小銭を用意しておくとスムーズです。
  • クリアファイル(書き置き保存用)
  • →書き置きの御朱印を曲げずに持ち歩けます。雨の日にも安心です。

御朱印巡りの楽しみ方

  • 季節限定の御朱印を探す
  • →春の桜、夏の風鈴、秋の紅葉、冬の干支など期間限定の美しい御朱印も多くあります。神社の公式サイトやSNSをチェックすると良いでしょう。
  • 神社の歴史に触れる
  • →御祭神や由緒などを知ることで、参拝がより深い体験になります。

まとめ

世田谷区には、長い歴史と信仰に支えられてきた寺社が多く、御朱印巡りを通してその土地の物語に触れることができます。静かな境内で手を合わせ、御朱印をいただく時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる貴重なひとときとなるでしょう。
ぜひ今回ご紹介した寺社を訪れ、世田谷ならではの歴史と信仰、そして御朱印巡りの魅力を体感してみてください。

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