七社神社とは?

七社神社は、西ヶ原・栄町の総鎮守として古くから地域の人々に親しまれてきました。江戸時代には無量寺の高台に祀られ、明治時代に現在地へ遷座されました。境内周辺からは縄文・弥生時代の遺跡も発見されており、歴史と文化の息づく神社として多くの参拝客が訪れます。
所在地:東京都北区西ヶ原2-11-1
TEL:03-3910-1641
参拝時間:9:00~17:00
御利益と御祭神
七社神社がお祀りしているのは伊邪那岐命、伊邪那美命、天児屋根命、伊斯許理度賣命、市寸島比賣命、仲哀天皇、応神天皇です。
・伊邪那岐命(イザナギノミコト)
・伊邪那美命(イザナミノミコト)
・天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
・伊斯許理度賣命(イシコリドメノミコト)
・市寸島比賣命(イチキシマヒメノミコト)
・仲哀天皇(チュウアイテンノウ)
・応神天皇(オウジンテンノウ)
◆御利益
・安産、子育て、家内安全、厄除けなど
歴史

七社神社は、創建の詳細は不明ですが、寛政5年(1793年)の火災で古文書を失った後、翌年の秋分の日に社殿が再建され、現在もこの日を大祭日として賑やかに祭りが行われています。当初は仏宝山無量寺の境内に祀られ、「江戸名所図会」にも描かれています。
明治元年(1868年)の神仏分離に伴い、翌年には一本杉神明宮の社地に遷座され、西ヶ原村の総鎮守として奉祀されました。「新編武蔵風土記稿」によると、紀伊国高野山四社明神と伊勢・春日・八幡の三座を合祀したことから七所明神と号され、末社には天神・稲荷も祀られています。
さらに、境内周辺は「七社神社裏貝塚」と呼ばれ、縄文土器・弥生土器・土師器が発見されるなど、古代からの生活の跡が残る貴重な遺跡地です。現在も西ヶ原・栄町の総鎮守として、地域の人々から篤く崇敬されています。
七社神社のアクセス
東京都北区西ヶ原2-11-1
◆交通機関
・東京メトロ南北線「西ヶ原駅」徒歩2分、JR京浜東北線「王子駅」徒歩10分
七社神社の御朱印

七社神社では上記のような御朱印をいただくことができます。書き入れの上から透明な紙を重ねた「かさね御朱印」です。
七社神社の見どころをご紹介!

鳥居をくぐって参拝スタート!

手水舎で身を清めていきましょう!

境内には渋沢栄一翁のパネルがありました!渋沢栄一翁は七社神社の氏子であり、大正九年には渋沢栄一翁を筆頭とする諸氏の寄付により社務所が建築されました。

拝殿は昭和三年(1928年)に改築されたものです。

拝殿の前には子持ちの狛犬がいらっしゃいました。

境内の真ん中にあるのは「腹籠りの椎」です。子を宿した妊婦のお腹のように見えることから、撫でることで子宝、安産の御利益があるとされています。

拝殿の左手に境内社がいくつかあります。そのうちの一つが「一本杉神明宮」です。もともと当地に鎮座していた神社ですが境内社として整備されました。

その隣にあるのが「熊野神社」です。

左にあるのが「稲荷社」、右にあるのが「菅原神社」と「三峯神社」の合殿です。

社務所の近くに「子の石」がありました。この石から子宝の御利益をいただくことができます。

その他、孔子と孟子の大きな像がありました。

七社神社では各種おみくじや絵馬をいただくことができます。境内には絵馬記入所なども整備されています。

絵馬は「願掛公孫樹」と呼ばれる銀杏の木の周りにて祈願することができます!
北区で御朱印をいただける神社

北区にはその他にも御朱印をいただける神社が多数存在します!北区内での御朱印めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる七社神社にお立ち寄りください!


コメント