御朱印の料金、いただける場所、時間など、本記事では実際に今戸神社に参拝していただいた御朱印、神社の特徴について解説いたします!
Contents
今戸神社とは?
東京都台東区に佇む今戸神社は招き猫発祥の地のひとつとして有名な神社です。伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)夫婦の神様が祀られていることから、縁結びをはじめとした様々な御利益をいただけるということで多くの人々から愛される神社です。また、浅草名所七福神の一箇所でもあり、福禄寿をお祀りしています。
今戸神社(いまどじんじゃ)
所在地:東京都台東区今戸1-5-22
TEL: 03-3872-2703
参拝時間:9:00〜16:00
ご利益と御祭神
今戸神社でお祀りしているのは「應神天皇(おうじんてんのう)」、「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」、「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」です。
また、七福神巡りの一箇所として「福禄寿」をお祀りしています。
◆御本尊、御祭神
・應神天皇(おうじんてんのう)
・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
・伊弉冉尊(いざなみのみこと)
・福禄寿(ふくろくじゅ)
◆ご利益
・縁結び、恋愛成就、夫婦円満
歴史
今戸神社は平安時代の1063年に京都の石清水八幡(いわしみずはちまんぐう)の分霊を祀った今戸八幡神社が現在の場所に創建されたのが始まりです。その後、1937年に白山神社と合併し、今戸神社と改名されて現在に至ります。
後冷泉天皇康平六年(一〇六三年)、京都の石清水八幡を勧請し、今戸八幡を創建。昭和十二年七月に、白山神社を合祀、今戸神社と改称。應神天皇の御神徳は武運長久と慈愛をこめて子を育てる大愛を本願としております。
後冷泉天皇康平六年(一〇六三年)、時の奥羽鎮守府将軍伊豫守源頼義・義家父子が、勅令によって奥州の夷賊安部貞任・宗任の討伐の折、篤く祈願し、鎌倉の鶴ヶ岡と浅草今之津(現在の今戸)とに京都の石清水八幡を勧請したのが今戸八幡(現在の今戸神社)の創建になります。
その後、白河天皇永保元(一〇八一年)、謀反をおこした清原武衡・家衡討伐のため、源義家が今之津を通過するあたり戦勝を祈願しました。その甲斐あって勝ち、いくさをおさめることができ、義家は神徳に報いて社殿を修復しました。
戦乱兵火に遭うごとに再建されること、しばしばでした。
江戸時代、三大将軍徳川家光は、今戸八幡の再建ののために官材を下され、舟越伊豫守と八木但馬守に命じて、寛永十三年(一六三六年)に再建が成りました。
大正十二年九月の関東大震災によって社殿はまたも灰燼に帰し、間もなく復興したものの、つぎは昭和二十年三月の東京大空襲でも重ねて被災の憂き目に遭ってしまいました。
こうした、被災=再建の歴史をくりかえしながら、同四十六年十一月、現在の荘厳な社殿が、氏子崇敬者の浄財によって造営されたのです。その間、昭和十二年七月に今戸の隣地に鎮座されていた白山神社と合祀、社名が今戸神社と改称されました。
御祭神は應神天皇、伊弉諾尊、伊弉冉尊、そして七福神のうちの福禄寿です。
應神天皇とその母神功皇后は、大陸文化を輸入して日本の文化興隆を図られたことは周知のとおりで、両神の関係は母子の情愛の信仰が古代の日本にもあったことの證左です。ですから、八幡さまの信仰は、一般には武運長久の霊験と思われていますが、一方で、母が子を抱きかかえ、慈愛をこめて子を育てる大愛を本願としているのです。伊弉諾・伊弉冉の二柱の神は、天神の命を受けて、日本の国土を創成し、諸神を産み、山海や草木を生したといわれる男女の神で、古くから産霊の神として仰がれています。”古事記”や”日本書紀”を見るまでもなく、縁を結び、生産の基盤を固める神として崇められてきました。公式ホームページより引用
今戸神社のアクセス
◆所在地
東京都台東区今戸1-5-22
◆交通機関
・東京メトロ銀座線「浅草駅」徒歩12分
今戸神社の御朱印
今戸神社の御朱印です!招き猫発祥の地というかわいい猫のデザインが描かれた御朱印をいただくことができます!
御朱印をいただける社務所は参拝後右手にあります。
授与時間:9:00〜16:00(お立ち寄りの際は必ず公式サイト等でご確認ください)
場所:社務所
御朱印代(初穂料):500円
授受形式:書き置き(2024.2月時点)
公式サイト:今戸神社ホームページ
今戸神社の見どころをご紹介!!
鳥居をくぐって参拝スタート!
招き猫発祥の地
今戸神社は招き猫発祥の地のひとつとされています。江戸時代末期に貧しい老婆が愛する猫を手放すことになってしまったそうです。その夜、老婆の夢にその猫が出てきて「自分の姿を人形にしてほしい」と言い、そのお告げに従った老婆は猫の人形を今戸焼で作り、浅草神社の鳥居の脇で売ったところ、それが評判になったことが由来とされています。
今戸神社にいる招き猫はなでると幸運が訪れるとか…!
今戸神社は今戸焼発祥の地でもあります。発祥の地と掘られた石碑がありました
今戸焼は台東区今戸の地で作られてきた日用品の土器類のことです。
江戸時代には江戸を代表する焼き物として有名でした。
沖田総司終焉の地
「沖田総司終焉之地」と刻まれた石碑が!
新撰組の沖田総司は肺の病にかかった際、今戸神社境内にあった医師・松本良順の邸宅で療養したと伝えられています。沖田総司は治療の甲斐なく亡くなってしまいますが、このことから沖田総司終焉の地とされています。
おみくじ
境内ではおみくじを引くこともできます!かわいい猫のおみくじを引くことができます。
浅草名所七福神巡り
今戸神社は浅草名所七福神巡りの神社としても知られており、福禄寿をお祀りしています。
神社 | 御祭神 | 住所 |
---|---|---|
浅草寺 | 大黒天 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
浅草神社 | 恵比寿天 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
矢崎稲荷神社 | 福禄寿 | 東京都台東区松が谷2-14-1 |
鷲神社 | 寿老神 | 東京都台東区千束3-18-7 |
吉原神社 | 弁財天 | 東京都台東区千束3-20-2 |
石浜神社 | 寿老神 | 東京都荒川区南千住3-28-58 |
橋場不動院 | 布袋尊 | 東京都台東区竜泉3-11-11 |
今戸神社 | 福禄寿 | 東京都台東区今戸1-5-22 |
待乳山聖天 | 毘沙門天 | 東京都台東区浅草7-4-1 |
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる今戸神社にお立ち寄りください!
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