「天宇受売命(アメノウズメ)」とは?日本神話にて芸能を司る神様として知られる天宇受売命(アメノウズメ)について解説します!
天宇受売命(アメノウズメ)とは?
アメノウズメは天岩戸伝承で岩戸に隠れたアマテラスを救出する際に上半身を裸で踊り、八百万の神々を沸かせたことで知られる神様です。また、このとき踊った踊りが石見神楽のルーツとされています。
石見神楽
島根県西部(石見地方)に古くから伝わる伝統芸能で、その年の豊作や豊漁を祈願し神々に捧げる歌や踊りのことまた、天孫降臨の時には邇邇芸命(ニニギノミコト)に随伴し、猿女君(さるめのきみ)の祖先となったとされています。
天孫降臨
天照大御神が、孫の邇々芸命(ニニギノミコト)に三種の神器である八咫鏡(やたのかがみ)・八尺瓊勾玉(やさかのまがたま)・草薙剣(くさなぎのつるぎ)を授け、日本国の総称である豊葦原水穂国(とよあしはらのみずほのくに)を素晴らしい国にするよう命じて天界から降りてきたもの。猿女君(さるめのきみ)
古代より朝廷の祭祀に携わってきたとされる一族のこと天宇受売命(アメノウズメ)の別名
- 天鈿女命(アメノウズメノミコト)
- 宮比神(ミヤヒノカミ)
- 天宇須女命(アメノウズメノミコト)
- 大宮能売命(オホミヤノメノミコト)
- おたふく
- おかめ
御利益
アメノウズメは、天岩戸伝承で岩戸に隠れたアマテラスを救出する際に踊り、八百万の神々を沸かせたことで知られる神様です。そのため芸能を司る神として多くの芸能関係者に信仰されています。
御利益
◆御利益・芸や踊りの上達、縁結び、夫婦和合、武芸全般守護、交通安全
天宇受売命(アメノウズメ)を祀る神社

- 佐倍乃神社(宮城県名取市)
- 御園神社(東京都大田区)
- 鈿女神社(長野県北安曇郡松川村)
- 火之御子社(戸隠神社(長野県長野市)の境内社)
- 太田神社(牛天神北野神社(東京都文京区)の境内社)
- 小古曽神社(三重県四日市市小古曽町)
- 椿岸神社(三重県四日市市智積町)
- 長峯神社(三重県伊勢市古市町)
- 佐瑠女神社(猿田彦神社(三重県伊勢市)の境内社)
- 千代神社(滋賀県彦根市)
- 賣太神社(奈良県大和郡山市稗田町)
- 小古曽神社(三重県四日市市小古曽町)
- 芸能神社(車折神社(京都市右京区嵯峨)の境内社)
- 荒立神社(宮崎県西臼杵郡高千穂町)
- 椋神社(埼玉県秩父市下吉田)
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