引接寺(千本ゑんま堂)ってどんなところ?ご利益は?御朱印の料金、いただける場所、時間など、本記事では実際に今宮神社に参拝していただいた御朱印、神社の特徴について解説いたします!
引接寺とは?

引接寺(千本ゑんま堂)は高野山真言宗のお寺で、小野篁卿(おののたかむら)が開基、定覚上人が開山したお寺です。御本尊として閻魔法王を祀り「千本ゑんま堂」の名前で親しまれています。5月に行われる「千本ゑんま堂大念仏狂言」は京都三大念仏狂言のうち唯一の有言劇です。
小野篁(おののたかむら)
平安時代の公卿で、朝廷の役人でありながら、漢詩文や和歌、書道など、多岐にわたる芸術分野に才能を発揮しました。冥界と現世を行き来したとされ、閻魔大王の副官として冥府の裁きを行ったという伝説が残っています。京都三大念仏狂言
壬生寺の壬生大念仏狂言、清凉寺(嵯峨釈迦堂)の嵯峨大念仏狂言、引接寺(千本ゑんま堂)のゑんま堂大念仏狂言の3つのことを指します。基本情報
引接寺(いんじょうじ)所在地:京都市上京区千本通蘆山寺上ル閻魔前町34
TEL:075-462-3332
参拝時間:9:00〜17:00
御利益と御祭神
引接寺(千本ゑんま堂)がお祀りしているのは閻魔法王です。
御利益・御本尊
◆御本尊・閻魔法王(えんまほうおう)
◆御利益
・強運、法の守護
歴史

開基は「小野篁卿」で、朱雀大路頭に閻魔法王を安置したことに始まります。この地は「化野」「鳥辺野」と並び、篁卿が定めたと伝わる平安京三大葬送地のひとつ「蓮台野」の入口にあたり、現在も周辺からは多くの石仏群が出土しています。ゑんま堂から「蓮台野」へ亡骸を葬った際に建立された石仏や卒塔婆が無数にあったことから「千本」の地名が残ったといわれています。
小野篁卿の死後、寛仁元年(1017年)に「定覚上人」が仏教寺院として開山しました。現存の閻魔法王は長享2年(1488年)に造立されたものです。
引接寺のアクセス
アクセス
◆所在地京都市上京区千本通蘆山寺上ル閻魔前町34
◆交通機関
・市バス「乾隆校前」または「千本鞍馬口」下車より徒歩約2分
引接寺の御朱印

引接寺の御朱印です!「閻魔法王」の文字が描かれた力強い御朱印をいただくことができます。

御朱印をいただくのと合わせて折り紙で折られた「兜」をいただきました。御朱印帳につけるととてもかわいいです。
引接寺の見どころをご紹介!!

参拝スタート!

本堂です!本堂では閻魔法王が御本尊としてお祀りされています。

顔出しパネルがありました!

左上を見ると閻魔法王様がいらっしゃいました!

お寺の中には御朱印をいただくことができる寺務所がありました。本堂拝観などもここで受付して巡ることができます。

紫式部供養塔がありました!あの世での不遇な紫式部の姿を見て建立したとされています。
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる引接寺にお立ち寄りください!
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