最勝寺とは?

最勝寺は、通称「目黄不動」と呼ばれる江戸府内五色不動の一つで、慈覚大師によって860年に創建された歴史ある寺院です。徳川将軍家の崇敬を受け、江戸の町を守護する不動尊として広く信仰されてきました。現在も不動明王像や大日如来像が祀られ、多くの参拝客が訪れます。
所在地:東京都江戸川区平井1-25-32
TEL:03-3681-7857
参拝時間:9:00~17:00
御利益と御本尊
最勝寺がお祀りしているのは釈迦如来です。
・釈迦如来
◆御利益
・所願成就など
歴史

最勝寺(牛宝山・明王院・最勝寺)は、通称「目黄不動」として知られる歴史ある寺院です。寺の創始は貞観2年(860)に慈覚大師が隅田川畔で釈迦如来像と大日如来像を刻み、一宇を建立したことに始まります。大師の高弟・良本阿闍梨が元慶元年(877)に寺構を整え、開山となり「牛宝山」と号しました。その後、本所表町(現・墨田区東駒形)に移転しました。
最勝寺は徳川将軍家の崇敬を受け、鷹狩りの際には「仮の御殿」が置かれたこともあります。明治の神仏分離まで牛島神社の別当を務め、神社の本地仏である大日如来像は寺に遷座されました。また、当寺の不動明王像は江戸府内五色不動の一つで、天平年間に良弁僧都が刻んだと伝わる霊像で、家光公の崇敬により「目黄不動」と称され江戸の町を守護する不動尊として広く信仰されました。
明治末期、駒形橋の架橋による区画整理に伴い現在地に移転し、現在も地域の信仰を集め続けています。
最勝寺のアクセス
東京都江戸川区平井1-25-32
◆交通機関
・JR総武線「平井駅」徒歩約15分
最勝寺の御朱印

最勝寺では上記のような御朱印をいただくことが出来ます!
最勝寺の見どころをご紹介!

参拝スタート!山門を通って境内に入ります。

山門には仁王像がいらっしゃいました!

門を通り抜けてまっすぐ進むと、右手に「不動堂」があります。不動明王坐像を含む五大明王が堂内にいらっしゃいます。

正面に見えるのが「本堂」です。

右手には立派な「観世音菩薩像」見ることができます。

「一隅を照らす」は天台宗の教えで、「自分自身が置かれた場所で精一杯努力をし、明るく光り輝くことのできる人こそ国の宝である」という意味を持つそうです。ここにはその文字が刻まれた石碑がありました。

本堂前には「法華塔」がありました。

境内には蓮の池があり、春・夏頃には綺麗な花を咲かせます!
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる最勝寺にお立ち寄りください!


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