穴守稲荷神社とは?

穴守稲荷神社は、江戸時代後期に堤防の決壊を防ぐため祀られたのが始まりとされる羽田の稲荷神社です。かつては羽田空港内に鎮座し、戦後の移転を経て現在も地域の信仰を集めています。
所在地:東京都大田区羽田5-2-7
TEL:03-3741-0809
参拝時間:9:00~16:00
御利益と御祭神
穴守稲荷神社がお祀りしているのは豊受姫命です。
・豊受姫命(とようけひめのみこと)
◆御利益
・商売繁盛、開運招福、家内安全など
歴史

穴守稲荷神社の創建は、江戸時代後期の文化・文政の頃にさかのぼります。現在の羽田空港付近の開墾の際、堤防に大穴があき、海水が侵入しそうになる災害がありました。村人たちは被害を防ぐため堤上に祠を建て稲荷大神を祀ったところ、風浪の害が止み、田畑が守られ五穀豊穣となったと伝えられます。この「穴を守る」ことから社名が「穴守稲荷」と呼ばれるようになりました。
明治18年(1885年)に一般参拝が許され、翌年正式に「穴守稲荷神社」として官許されると、参詣者が急増します。京浜電鉄穴守線(現・京急空港線)が開通すると、鉱泉や海水浴場、競馬場なども整備され、境内は東国随一の賑わいを見せました。特に奉納鳥居の数は4万6千基以上と伝えられ、「鳥居の下を通れば雨に濡れない」といわれるほど、全国に崇敬が広がりました。
しかし、昭和20年の終戦後、連合国軍による羽田空港拡張のため、旧鎮座地(現・B滑走路付近)からわずか48時間以内の強制退去を命じられます。苦難の中、昭和22年には地元崇敬者の奉仕により現在の大田区羽田に境内地が寄進され、仮社殿が再建されました。翌年正式に遷座し、社殿・神楽殿・社務所なども順次整備され、令和2年には「奥之宮・稲荷山」が完成。往時の賑わいを取り戻しつつあります。
穴守稲荷神社のアクセス
東京都大田区羽田5-2-7
◆交通機関
・京浜急行空港線「穴守稲荷駅」徒歩3分
穴守稲荷神社の御朱印

穴守稲荷神社では上記のような御朱印をいただくことが出来ます!
穴守稲荷神社の見どころをご紹介!

鳥居をくぐって参拝スタート!

手水舎で身を清めていきましょう!

境内に入ると各航空会社の旗が掲げられていました!

日本の航空会社だけでなく海外含めた各航空会社の航空安全を祈っているようです!

穴守稲荷神社には摂末社となっている稲荷神社がたくさんあります。

境内の右手から赤い鳥居が大量に並んでおり、開運稲荷神社や出世稲荷神社などが並びます。

鳥居をくぐって奥へ向かうと奥之宮へ行くことができます。

鳥居の横にはミニチュアのかわいい鳥居も多数ありました!

奥之宮からさらに奥に向かうと、稲荷山ということで階段を登って山の上に向かうことができます。

稲荷山を登る道中にも多くの稲荷神社があります。

稲荷山の山頂に向かうと、「稲荷上乃社」と「御嶽神社」で参拝捨ことができます!ぜひ、稲荷山を登ってお参りしてみてください!

穴守稲荷神社では各種おみくじや絵馬をいただくことができます!
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる穴守稲荷神社にお立ち寄りください!
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