御朱印の料金、いただける場所、時間など、本記事では実際に葛西神社に参拝していただいた御朱印、神社の特徴について解説いたします!
葛西神社とは?
東京都葛飾区に佇む葛西神社は平安時代末期に創建された神社であり、上葛西と下葛西あわせて三十三郷の総鎮守として現在に至ります。また、「葛西囃子発祥の地」としても知られており、多くの参拝客が訪れます。
葛西神社は「葛西囃子発祥の地」として知られています。江戸時代に葛西神社(当時は香取神社)の神主が和歌に合わせて音律を工夫創作し、村内の若者に教え神霊を慰めたことが起源とされています。
葛西神社(かさいじんじゃ)
所在地:東京都葛飾区東金町6-10-5
TEL:03-3607-4560
参拝時間:9:00~17:00
ご利益と御祭神
葛西神社でお祀りしているのは、経津主尊、日本武尊、徳川家康命です。経津主尊は刀剣、武の神として知られており諸願成就や勝負運、武運のご利益があるとされています。日本武尊は商売繁盛、徳川家康命は出世と多くのご利益を葛西神社では受けることができます。
◆御祭神
・経津主尊(ふつぬしのかみ)
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
・徳川家康命(とくがわいえやすのみこと)
◆ご利益
・諸願成就、勝負運、武運、厄除け、商売繁盛、家内安全、出世
歴史
平安時代の末期の1185年に当時の領主である葛西三郎清重により上葛西、下葛西あわせて三十三郷の総鎮守として創建されました。当初は香取宮と称していましたが、明治時代に香取神社となり、明治14年に葛西神社と改名され現在に至ります。
創建の年代は古く平安時代の末期、後鳥羽天皇の元暦二年(1185)領主葛西三郎清重の篤信により上葛西、下葛西あわせて三十三郷の総鎮守として下総国香取神宮の分霊をお祀りしたものです。
当時この金町の地は、葛西御厨の神域にあり古来二十一年ごとに香取神宮宝殿造営の賦役をつとめた関係から、郷内の守護神としての働きもありました。
当社は創始以来、郷民の崇敬厚く、中世のころ御厨在住の領家である占部氏がここで伊勢、香取両神宮の御神税並びに御社殿造営の所役を掌った処で、往還の人馬から関銭等も徴収し神宮の用途にあてたようであります。
江戸時代の始め徳川家康公葛西御成の際、当社に古くから伝わる操り人形芝居の神事の有様を御覧になり、これは奇特のことであるとして祈念の誠心を込められて、天正十九年十一月祭祀を専らにするようにと御朱印十石を賜りました。
当社は始め香取宮と称しましたが、明治維新の際に香取神社となり、明治十四年葛西神社と改められました。
明治五年社格を村社に定められ同八年郷社に昇格されましたが、終戦とともに社格が廃止され、現在宗教法人葛西神社として氏子を始め崇敬者の尊信を専らにし、かわることなく今日にいたっております。公式ホームページより引用
葛西神社のアクセス
◆所在地
東京都葛飾区東金町6-10-5
◆交通機関
・JR常磐線・京成線「金町駅」より徒歩10分
葛西神社の御朱印
葛西神社の御朱印です!「祭囃子発祥の社」と描かれた御朱印をいただくことができます。
その他、撫蛇が描かれた御朱印など各種限定御朱印をいただくこともできます。
授与所は参拝後左手にあります。
授与時間:9:00〜16:00(お立ち寄りの際は必ず公式サイト等でご確認ください)
場所:授与所
御朱印代(初穂料):500円
授受形式:直書きあり(2024.7月時点)
公式サイト:公式ホームページ
葛西神社の参拝レポート!!
鳥居をくぐって参拝スタート!!
手水舎がありました。お詣り前に身を清めていきましょう。
境内社でもある厳島神社がありました。
厳島神社の中には「撫で蛇様」がいらっしゃいました。白蛇は厳島大神(市杵嶋姫)の使いとされており、葛西神社内にある厳島神社でも信仰されています。
この「撫で蛇様」の顔がどのような表情に見えるかでどこを撫でるべきかがわかり、ご利益をいただくことができます。
葛飾区の有形文化財である石造鳥居がありました。葛飾区にある最古の石造鳥居とされており、1763年に建立されたものだとのことです。
ご本殿です。権現八棟造りという様式で造られており、「経津主神」、「日本武尊」、「徳川家康公」の三柱をお祀りしています。現在の本殿は昭和39年に遷座されたものです。
「葛西囃子発祥の社」ということでその石碑がありました。
境内にはたくさんの境内社があります。
諏訪社では自然災害が最小限に止まることを祈願して建御名方神をお祀りしています。
稲荷社です。稲や食物の神様である倉稲魂命をお祀りしています。
招魂社です。大東亜戦争で出征した御魂をお祀りしている神社です。
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ魅力溢れる葛西神社にお立ち寄りください!
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