鐵砲洲稲荷神社(東京・中央区)〜湊の守護社で富士塚も有名な神社の御朱印情報やご利益、歴史をご紹介します!!〜

東京都
鐵砲洲稲荷神社ってどんなところ?ご利益は?御朱印の料金、いただける場所、時間など、本記事では実際に鐵砲洲稲荷神社に参拝していただいた御朱印、神社の特徴について解説いたします!
 

鐵砲洲稲荷神社とは?

鐵砲洲稲荷神社

鐵砲洲(鉄砲洲)稲荷神社は東京都中央区に鎮座する歴史ある神社で、古くから「湊の守護神」として地域の人々に親しまれています。港湾地域の発展とともに信仰を集めたこの神社は、漁業・商売繁盛・航海安全の神としても知られています。

基本情報

鐵砲洲稲荷神社(てっぽうずいなりじんじゃ)
所在地:東京都中央区湊1-6-7
TEL:03-3551-2647
参拝時間:9:00〜17:00

御利益と御祭神

鐵砲洲稲荷神社がお祀りしているのは宇迦之御魂神、豊受比売神、稚産霊神です。

御利益・御祭神
◆御祭神
・宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)
・豊受比売神(とようけひめのかみ)
・稚産霊神(わくむすびのかみ)
◆御利益
・商売繁盛、航海安全、旅行安全、五穀豊穣など

歴史

鐵砲洲稲荷神社

 東京都中央区に鎮座する鐵砲洲稲荷神社の信仰の始まりは841年の平安時代初期にまで遡ります。当時、凶作が続いたこの地の人々は、自らの産土神(うぶすなのかみ)を国魂神として祀り、「命を生かし育む神」として感謝し、日々の守護を祈願しました。
 その後、土地の埋立てが進むとともに神社も遷座を繰り返します。室町時代末の1520年代には現在の新京橋付近に移され「八町堀稲荷神社」と称されました。そして徳川幕府が開かれると、1624年(寛永元年)に現在の鐵砲洲の地へ氏子の願いにより遷座され、当時あった八幡神社を摂社とし、現在の鐵砲洲稲荷神社の形が整います。港の発展とともに信仰も広がり、鐵砲洲は江戸における物流の玄関口として栄えました。とりわけ船乗りたちにとっては、海上の安全を願う守護神として崇敬され全国に知れ渡りました。
 現在も冬至に行われる「開運祈願祭」では、「金銀富貴」と記された特別な神札が授与され、多くの参拝者が訪れています。鐵砲洲稲荷神社は、時代とともに生きてきた土地の神として、今なお篤い信仰を集め続けています。

鐵砲洲稲荷神社のアクセス


アクセス
◆所在地
東京都中央区湊1-6-7
◆交通機関
・JR京葉線「八丁堀駅」より徒歩7分

鐵砲洲稲荷神社の御朱印

鐵砲洲稲荷神社

鐵砲洲稲荷神社では上記のような御朱印をいただくことができます。「鐵砲洲稲荷神社」の文字が入ったシンプルな御朱印をいただくことができます。

御朱印情報
授与時間:9:00〜17:00
場所:社務所
御朱印代(初穂料):300円
授受形式:直書きあり(2025.6月時点)
公式サイト公式ホームページ

鐵砲洲稲荷神社の見どころをご紹介!!

鐵砲洲稲荷神社

鳥居をくぐって参拝スタート!!

鐵砲洲稲荷神社

手水舎で身を清めていきましょう!

鐵砲洲稲荷神社

百度石がありました!百度石は百度参りで往復する距離の標識とする石とされています。

百度参り
神様に願いを聞いてもらうために神社で100回お参りをする風習です。民間信仰の一種で、何度もお参りの回数を重ねることで願いが成就するといわれています。
鐵砲洲稲荷神社

社殿の前には立派な狛犬がお出迎えしてくれていました。

鐵砲洲稲荷神社

狛犬の隣には二宮尊徳(二宮金次郎)の像がありました。二宮尊徳は江戸時代後期の経世家、農政家、思想家で開墾や水利工事などを指導し、農村の復興に寄与した人物です。

鐵砲洲稲荷神社

力石がありました!江戸時代〜明治時代にかけて鍛錬や娯楽として力試しに用いられたそうです。

鐵砲洲稲荷神社

末社として「富士浅間神社」があり、この神社は区内唯一の富士塚とされています。この富士塚は富士山の熔岩を用いたものだそうです。

まとめ

読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる鐵砲洲稲荷神社にお立ち寄りください!

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