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雑司ヶ谷大鳥神社とは?

雑司ヶ谷大鳥神社は雑司ヶ谷の鎮守として300年以上の歴史を持つ神社です。疱瘡平癒の祈願から始まり、現在も厄除・商売繁盛の神として信仰を集めています。例大祭や酉の市には多くの参拝者が訪れ、地域の文化を支え続けています。また、雑司ヶ谷七福神めぐりの一ヶ所として恵比寿神をお祀りしています。
所在地:東京都豊島区雑司が谷3-20-14
TEL:03-3971-6034
参拝時間:9:00~17:00
御利益と御祭神
雑司ヶ谷大鳥神社がお祀りしているのは日本武命、倉稲魂命、蛭児大神です。
・日本武命(やまとたけるのみこと)
・倉稲魂命(くらたまのみこと)
・蛭児大神(えびすさま)
◆御利益
・厄除け、商売繁盛、五穀豊穣、病気平癒など
歴史

雑司ヶ谷大鳥神社は、東京都豊島区雑司が谷に鎮座し、雑司ヶ谷の鎮守として親しまれてきた神社です。正式名称は「大鳥神社」ですが、都内に同名社が多いため、一般的には「雑司ヶ谷大鳥神社」と呼ばれています。
創建は正徳二年(1712)と伝わります。当時、雑司ヶ谷には松江藩松平家の下屋敷があり、藩主・松平宣維の嫡男が疱瘡(天然痘)にかかったことがきっかけでした。宣維は出雲大社の摂社である伊奈西波岐神社(鷺大明神)へ祈願し、子が回復したことから、その御神徳を敬い、鬼子母神堂境内に鷺明神として勧請したと伝えられています。このことから、神社は疫病除けの神として信仰を集め、地域では「鷺さま」と呼ばれて親しまれました。
明治時代に入り、神仏分離令によって神社は鬼子母神堂境内にとどまれなくなり、一時仮遷座されましたが、旧幕臣・矢嶋昌郁が自身の土地を寄進したことで、現在地に正式に鎮座することとなりました。その際、名称は現在の「大鳥神社」へと改められています。
現在では雑司ヶ谷七福神の恵比寿神を担い、地域の信仰と文化を支える存在として、多くの参拝者が訪れます。秋には例大祭、そして都内でも特に賑わう11月の酉の市が行われ、今もなお雑司ヶ谷を象徴する神社として大切に守られています。
雑司ヶ谷大鳥神社のアクセス
東京都豊島区雑司が谷3-20-14
◆交通機関
東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷駅」徒歩10分、都電荒川線「鬼子母神前」徒歩2分
雑司ヶ谷大鳥神社の御朱印

雑司ヶ谷大鳥神社では上記のような御朱印をいただくことができます!その他、雑司ヶ谷七福神として恵比寿神をお祀りしているため、その御朱印をいただくことができます。
場所:社務所
御朱印代(初穂料):500円
授受形式:直書き
公式サイト:-
雑司ヶ谷大鳥神社の見どころをご紹介!

鳥居をくぐって参拝スタート!

狛犬がお迎えしてくれています!

参拝前に手水舎で身を清めていきましょう!

社殿は1982年に造営されたものです。

賽銭箱は特徴的な巾着の形をしています!この巾着は恵比寿神や社紋に由来します。

社殿の右手には境内社である「西宮神社」がありました!2010年に兵庫県の「西宮神社」より勧請された恵比寿神です。

西宮神社には恵比寿様の石像がいらっしゃいました!雑司ヶ谷大鳥神社では雑司が谷七福神の一ヶ所として恵比寿神をお祀りしています。

社殿の右手裏には「三杉稲荷神社」があります。1967年頃に雑司ヶ谷大鳥神社の境内に遷座されました。

その他、各種おみくじなどをいただくことができます!

また、雑司ヶ谷大鳥神社では毎年酉の市が開催され、屋台などが境内に並びます!
豊島区で御朱印をいただける神社

豊島区にはその他にも御朱印をいただける神社が多数存在します!豊島区内での御朱印めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか?
都電神社めぐり

雑司ヶ谷大鳥神社は都電神社めぐりの一ヶ所として知られています!ぜひ他の神社も合わせて参拝してみてはいかがでしょうか?
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる雑司ヶ谷大鳥神社にお立ち寄りください!


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