御朱印の料金、いただける場所、時間など、本記事では実際に浅草神社に参拝していただいた御朱印、神社の特徴について解説いたします!
Contents
浅草神社とは?
東京都台東区に佇む浅草神社は浅草寺の東隣に鎮座する神社で、三社様とも呼ばれています。浅草名所七福神の一つとしても数えられており、恵比寿様をお祀りしています。
浅草神社(あさくさじんじゃ)
所在地:東京都台東区浅草2-3-1
TEL:03-3844-1575
参拝時間:9:00〜16:30
ご利益と御祭神
◆御祭神
・檜前浜成命(ひのくまのはまなりのみこと)
・土師真中知命(はじのまなかちのみこと)
・檜前武成命(ひのくまのたけなりのみこと)
◆ご利益
・家内安全、商売繁盛、心願成就、夫婦円満
歴史
鎮座年月は不明とされており、現在の社殿は徳川家光が1649年(慶安2年)に再建したものとされています。明治元年に神仏分離により社名を三社明神社と改め、明治6年には浅草の総鎮守として浅草神社に改名します。今でもその名残から三社様と呼ばれることが多いそうです。
御由緒は以下のとおりです。
推古天皇の御代三十六年(六二八)三月十八日の春麗らかなる朝、漁師の檜前浜成・武成の兄弟が、浅草浦(現隅田川)で漁労に精を出していたところ、その日に限り一匹の魚も獲れず、投網に掛かるのはただ人形の尊像だけでした。しかしそれが観音像とは知らずに、幾度か海中に投げ入れ何度場所を変えても同じ事の繰り返しです。流石に兄弟は不思議に思い、その尊像を捧持して今の駒形から上陸し槐の木の切株に安置しました。そして当時郷土の文化人であった土師真中知にその日の出来事を語り一見を請うたところ、同氏は「これぞ聖観世音菩薩の仏像にして現世御利益仏たり、自らも帰依の念深き仏体である」と告げられました。
兄弟はその功徳を知りなんとなく信心をもようされ、深く観音を念じ名号を唱え、「吾ら漁師なれば漁労無くしてはその日の生活も困る者故、明日は宜しく大量得さしめ給へ」と厚く祈念して、翌十九日に再び浦々に網を打ったところ、船中は願いの如く溢れんばかりの魚に満ち足りました。
土師氏は間もなく剃髪して沙門(僧侶)となり自宅を新たに寺と構え、先の観音像を奉安し供養護持の傍らに郷民の教化に生涯を捧げられました。
これが『浅草寺縁起』に見られる観音御示現に伴う浅草寺の起源であり、その御利益を求めて時の将軍や武家をはじめ庶民に至るまで多くの参詣者を得て、寒村であった郷土は興隆・発展の一途を辿ります。
後世となり土師氏の子孫が聖観世音菩薩の夢告を蒙り、「汝等の親は我を海中より薫護せり。故に慈悲を万民に施し今日に及びしが、その感得供養の功績は称すべきなり。即ち観音堂の傍らに神として親達を鎮守し、名付けて三社権現と称し齋祀らば、その子孫・土地共に永劫に繁栄せしむべし。」との託宣があり、前述三氏の末孫が崇祖の余り三人を郷土神として祀る三社権現社が茲に創建されました。
正確な創建年代は不明ですが、その起源と経緯や各時代の縁起等に記される伝承を鑑みて、仏教普及の一つの方便である「仏が本であり、神は仏が権りに姿を現じた」とする権現思想が流行り始めた平安末期から鎌倉初期以降と推察されます。
奇しくも明治政府より発せられた神仏分離令により、明治元年に社名を三社明神社と改めて、同五年には社格が郷社に列せられ、翌六年に浅草郷の総鎮守として現在の浅草神社に定められました。今でも氏子の方々にはその名残から「三社様」と親しまれています。
公式ホームページより引用
浅草神社のアクセス
◆所在地
東京都台東区浅草2-3-1
◆交通機関
・地下鉄/東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩7分
・地下鉄/都営地下鉄浅草線浅草駅から徒歩7分
・東武線浅草駅から徒歩7分
・つくばエクスプレス浅草駅より徒歩10分
浅草神社の御朱印
浅草神社の御朱印です!浅草神社の神紋である「三網紋」が真ん中に描かれた御朱印をいただくことができます。
「三網紋」は土師氏、檜前氏の家紋です。
真ん中が土師真中知、右が檜前浜成、左が檜前武成を表しているそうです。
御朱印をいただける社務所は院内にあります。
授与時間:9:00〜16:30(お立ち寄りの際は必ず公式サイト等でご確認ください)
場所:社務所
御朱印代(初穂料):500円
授受形式:直書き(2024.2月時点)
公式サイト:浅草神社ホームページ
浅草神社の見どころをご紹介!!
鳥居をくぐって参拝スタート!
夫婦狛犬
夫婦狛犬という二体が寄り添う狛犬がいました!この狛犬は江戸初期に作られたとされており、その寄り添って佇む様相から「良縁」「夫婦和合」「恋愛成就」のご利益があるそうです!
おみくじ
境内ではおみくじを引くことができます!なんとPayPayが使えました。様々な種類のおみくじを引くことができます。
鯛みくじなんてものもありました。鯛を自分で釣っておみくじを引くようです!
石碑
境内にはたくさんの石碑があります。
浅草名所七福神巡り
浅草神社は浅草名所七福神巡りの神社としても知られており、恵比寿天をお祀りしています。
神社 | 御祭神 | 住所 |
---|---|---|
浅草寺 | 大黒天 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
浅草神社 | 恵比寿天 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
矢崎稲荷神社 | 福禄寿 | 東京都台東区松が谷2-14-1 |
鷲神社 | 寿老神 | 東京都台東区千束3-18-7 |
吉原神社 | 弁財天 | 東京都台東区千束3-20-2 |
石浜神社 | 寿老神 | 東京都荒川区南千住3-28-58 |
橋場不動院 | 布袋尊 | 東京都台東区竜泉3-11-11 |
今戸神社 | 福禄寿 | 東京都台東区今戸1-5-22 |
待乳山聖天 | 毘沙門天 | 東京都台東区浅草7-4-1 |
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる浅草神社にお立ち寄りください!
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