梨木神社〜源氏物語ゆかりの地!御朱印の情報やご利益、歴史をご紹介します!!〜

京都府
梨木神社ってどんなところ?ご利益は?

御朱印の料金、いただける場所、時間など、本記事では実際に梨木神社に参拝していただいた御朱印、神社の特徴について解説いたします!

 

梨木神社とは?

梨木神社

京都上京区に佇む梨木神社は江戸時代〜明治時代に活躍した三條實萬公および三條實美公をお祀りしている神社です。別名を「萩の宮」とも称され、境内には萩がたくさん咲き誇っています。

基本情報

梨木神社(なしのきじんじゃ)
所在地:京都府京都市上京区染殿町680
TEL:075-211-0885
参拝時間:9:00〜17:00

ご利益と御祭神

御利益・御祭神

◆御祭神
・三條實萬公(さんじょうさねつむ)
・三條實美公(さんじょうさねとみ)
◆ご利益
・縁結び、学業成就

歴史

梨木神社

梨木神社は、明治18年に三條實萬公を御祭神として創建されました。

当社は、明治18年10月に三條實萬公を御祭神として創建、別格官幣社に列せられ、大正4年の大正天皇即位式にあたり實萬公の御子實美公が第二座御祭神として合祀されました。
梨木神社という社名は旧地名の梨木町に由来し、転法輪殿(三條家嫡流の邸)は梨木町西側に位置していました。

三條家は五摂家に次ぐ公卿最高の名家で、代々質素清廉を旨とし清貧に甘んじて学を修め徳を養うということが家風であり、すぐれた歌人、学者など賢才偉人を続出した家です。中でも實萬、實美両公は殊に傑出した方であったといわれます。 
両公は、学問・文芸の神様として崇敬を集めており、境内にはその御神威にふさわしく江戸後期の国学者で『雨月物語』の著者である上田秋成翁や、日本最初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士の歌碑が建立されています。
拝殿のかたわらにある天壌無窮の石碑は、實萬公が天壌無窮の神勅を軸に書かれ、日夜皇室の弥栄をご祈念されていた文字を石に刻んだものと伝えられています。
明治天皇はこのことをお聞きになり、石碑の拓本をとられ、2月11日の今の建国記念日にお居間に掲げられ、国家の弥栄、国民の安泰をご祈念されたといわれています。

当社境内辺りは、平安時代前期に臣下として最初に摂政に任じられ藤原北家全盛の礎を築いたとされる藤原良房の邸「染殿第」があった場所とされています。
染殿第は、良房の娘明子(あきらけいこ・文徳天皇の后で清和天皇の生母)の御所としても使われ、当社の手水舎に現存する「染井」は宮中御用の染所で用いられていたといわれています。
また、京都御所の東側は公家衆屋敷が建ちならび、当社と御所の間にある梨木通りは、朝夕参内する公卿たちの参内道であったといわれています。
当社は別名「萩の宮」とも称され、境内には萩が咲き誇り古今を通じて和歌が詠まれてきました。
現在も京の萩の名所として、参拝者の目を潤す場所となっています。

公式ホームページより引用

梨木神社のアクセス


アクセス

◆所在地
京都府京都市上京区染殿町680
◆交通機関
・京阪電車「神宮丸太町駅」1番出口 徒歩15分
・京阪電車「出町柳駅」2番出口 徒歩15分
・市バス「府立医大病院前」下車、徒歩約3分

梨木神社の御朱印

梨木神社

梨木神社の御朱印です!シンプルな御朱印をいただくことができます。

梨木神社

梨木神社

源氏物語をモチーフにした御朱印をいただくこともできます。空蝉と花散里の特別御朱印をいただくことができます。

梨木神社

梨木神社

御朱印をいただける社務所は左手にあります。

梨木神社

各種御朱印帳もいただくことができます。

御朱印情報

授与時間:9:00〜17:00(お立ち寄りの際は必ず公式サイト等でご確認ください)
場所:社務所
御朱印代(初穂料):500円
授受形式:直書き(2024.3月時点)
公式サイト梨木神社ホームページ

梨木神社の見どころをご紹介!!

梨木神社

鳥居をくぐって参拝スタート!

源氏物語の舞台

梨木神社

梨木神社

梨木神社は平安京東端の当時中川と呼ばれていた箇所と重なり、源氏物語に登場する「花散里」が住んでいた花散里邸がここら辺にあったとされています。また、「空蝉」の屋敷があった場所も中川辺りだとされています。ちなみに近くに紫式部邸跡もあるのでぜひ足を運んでみてください!
梨木神社では「花散里」と「空蝉」をモチーフとした御朱印をいただくことができます。

 

染井(そめい)の水

梨木神社

梨木神社

京都三名水「染井(そめい)・佐女牛井(さめがい)・縣井(あがたい)」のひとつである染井の井戸が神社の境内の手水舎にありました!この京都三名水のうち現存するのは染井のみだということでとても貴重な名水です。甘くまろやかな味がするそうです!

天壌無窮の石碑

梨木神社

三條實萬公が軸に書かれた詩を石に刻んだものだそうです。石碑には以下のような詩が書かれています。

『宝祚之隆当与天壌無窮者矣』
宝祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えまさむこと
当(まさ)に天壌(あめつち)と窮(きはま)り無(な)かるべし

 

まとめ

読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる梨木神社にお立ち寄りください!

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