「月読命(ツクヨミ)」とは?日本神話にて夜の神として信仰されている月読命について解説します!
月読命(ツクヨミ)とは?
ツクヨミは日本を作った神様「イザナギ」の子として生まれました。黄泉の国から戻ったイザナギが川で禊祓い(みそぎばらい)をしていた際、右の目を洗っているときに生まれたのがツクヨミであったと言われています。
ツクヨミは同じく禊祓いの折に誕生した姉「太陽神アマテラス」、弟「海原の神スサノオ」とともに「三貴子(みはしらのうずのみこ)」と呼ばれます。
三貴子(みはしらのうずのみこ)
黄泉の国から戻ったイザナギが川で禊祓い(みそぎばらい)をしていた際に生まれた貴い三柱の神様のことです。左の目を洗って生まれたのが「太陽神アマテラス」、右の目を洗って生まれたのが「夜の神ツクヨミ」、鼻を洗って生まれたのが「海原の神スサノオ」です。
ツクヨミは夜の神、月の神、占いの神、暦の神と呼ばれ、その他にも大陸の神様になったという説や井戸の中に映る月を神格化した神様、あるいは生命の源泉である水や不老不死の生命力とも関係が深い神とされています。日本書紀にもあまり登場せず謎の多い神様とされています。
月読命(ツクヨミ)の御利益
ツクヨミは夜を司どる神様です。月の神として「静けさ」と「調和」を象徴しています。月を「ツキ」と呼ぶことから運を呼び込む開運の神様とも考えられました。
御利益
◆御利益
・開運招福、心身浄化、安産祈願、航海安全、大漁祈願、五穀豊穣、商売繁盛、 厄除け
月読命(ツクヨミ)を祀る神社
・月讀神社(長崎県壱岐市)
・月山神社(山形県東田川郡庄内町)
・皇大神宮の別宮(月讀宮)
・豊受大神宮の別宮
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