日枝神社とは?

日枝神社は、太田道灌が江戸城内に創建し徳川将軍家の産神としても篤く崇敬された格式高い神社です。赤坂の高台に鎮座し、江戸時代から続く山王祭などの伝統行事も有名です。今も都心の守り神として多くの参拝客が訪れます。
所在地:東京都千代田区永田町2-10-5
TEL:03-3581-2471
参拝時間:8:00~16:00
御利益と御祭神
日枝神社がお祀りしているのは大山咋神(おおやまくいのかみ)を主祭神とし、国常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)を相殿にお祀りしています。
・大山咋神(おおやまくいのかみ)
・国常立神(くにのとこたちのかみ)
・伊弉冉神(いざなみのかみ)
・足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)
◆御利益
・農出世運、商売繁盛、厄除け、良縁成就など
歴史

日枝神社は、武蔵野開拓の祖神として江戸氏が創祀したことに起源し、文明10年(1478)には太田道灌が江戸城内に川越山王社を勧請して、江戸の守護神としての基盤を築きました。天正18年(1590)に徳川家康が江戸に入府すると、当社は江戸城の鎮守・徳川将軍家の産神として崇敬され、江戸の総氏神として市民の信仰も集めました。江戸城の拡張に伴い社地は隼町に移され、一般庶民も参拝できる広壮な社殿が整えられましたが、明暦の大火で焼失。その後、赤坂に再建され、権現造の華麗な社殿が江戸の守護神としての威容を誇りました。
明治以降は勅使の奉幣や皇室の祈祷が度々行われ、国の重要祭祀を担う由緒正しい神社としての地位を確立しました。昭和20年の戦災で焼失するも、昭和33年に本殿を再建し、社殿・宝物殿・境内の整備が進められて復興を遂げました。そして昭和53年には御鎮座500年を祝う式年大祭が執り行われ、日枝神社は現代においても江戸と東京をつなぐ歴史の象徴として、広く敬われています。
日枝神社のアクセス
東京都千代田区永田町2-10-5
◆交通機関
・東京メトロ千代田線「赤坂駅」または「溜池山王駅」より徒歩5分
日枝神社の御朱印

日枝神社の御朱印です!上記の様な御朱印町をいただくことができます!

かわいい三猿のデザインがされた御朱印帳などをいただくこともできます!
日枝神社の見どころをご紹介!!

鳥居をくぐって参拝スタート!!

境内へは階段かエスカレーターを使って登ります!

山王祭シーズンには提灯などの装飾がされます!

立派な朱色の門を見ることができます!

手水舎で身を清めていきましょう!

日枝神社内には宝物殿があり、刀剣31口の他、徳川将軍家ゆかりの宝物を多数見ることができます!

日枝神社の本殿の前には狛犬ではなく、「狛猿」がいらっしゃいました!猿は子宝に恵まれ安産であることから「家内安全」、「子授け」、「安産」を願っているとのこと!

日枝神社への参道は何種類かあり、稲荷参道の方から向かうと赤い鳥居の中を通り抜けて日枝神社へ向かうこともできます!
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる日枝神社にお立ち寄りください!
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