江東天祖神社とは?

江東天祖神社は、推古天皇の時代に聖徳太子が作られたご神像を祀り創建された由緒ある神社です。関東大震災で社殿を焼失した後、日本で初めて鉄筋コンクリート造の社殿が再建され、東京大空襲の被害も免れました。今も地域の守り神として多くの参拝客が訪れています。
所在地:東京都江東区亀戸3-38-35
TEL:03-3254-0753
参拝時間:9:00~16:00
御利益と御祭神
江東天祖神社がお祀りしているのは天照皇大神です。
・天照皇大神(アマテラスオオミカミ)
◆御利益
・開運招福、厄除け、家内安全、商売繁盛など
歴史

江東天祖神社の創建は推古天皇の御代(7世紀頃)にさかのぼり、聖徳太子が自ら彫ったご神像を御神体として祀ったと伝えられています。当時の柳島一帯は小島が点在する湿地帯で、神社はその総鎮守として地域の信仰を集めました。
その後、永享年間(15世紀)に社殿が崩壊し、大永年間(16世紀初頭)に再建の機運が高まり、天文10年(1541年)、僧・良博の働きで社殿が再興されました。
天正年間(1573~1593年)には、織田信長の命により疫病退散のための流鏑馬が行われ、現在も歩射という形で続けられています。江戸時代には近くの龍眼寺が別当寺を務め、地域の信仰の中心として栄えました。
大正12年(1923年)の関東大震災では社殿が焼失し、再建にあたり鉄筋コンクリート造の社殿を採用。昭和4年(1929年)に完成したこの社殿は、日本初の鉄筋コンクリート製の神社建築として知られています。その堅牢さゆえ、昭和20年(1945年)の東京大空襲でも焼失を免れ、現在に至るまで多くの人々の信仰を受け継いでいます。
江東天祖神社のアクセス
東京都江東区亀戸3-38-35
◆交通機関
・JR総武線「亀戸駅」北口 徒歩17分、京成線「押上駅」徒歩10分
江東天祖神社の御朱印

江東天祖神社では上記のような御朱印をいただくことができます!季節替わりの御朱印をいただくことができます。
江東天祖神社の見どころをご紹介!

鳥居をくぐって参拝スタート!

手水舎で身を清めていきましょう!

境内には数多くの「童さん」がいらっしゃいます。「よろこび」など童さんの感情に合わせた字が記載されています。

「童さん」だけでなく道祖神の石碑もいらっしゃいました。

江東天祖神社には境内社として「太郎稲荷神社」がありました!樋口一葉の「たけくらべ」にも出てくる神社で、主人公が太郎稲荷神社に商売繁盛の願掛けに行く場面で登場します。

江東天祖神社は「亀戸七福神めぐり」の一ヶ所として福禄寿をお祀りしています。

江東天祖神社では各種おみくじをいただくことができます!
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる江東天祖神社にお立ち寄りください!
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