小岩神社とは?

小岩神社は、天文5年(1536年)に下総国行徳から遷座され、小岩の総鎮護として篤く祀られてきた古社です。江戸時代には将軍家に仕えた重臣からの寄進を受け、社殿が整備されるなど厚い崇敬を集めました。現在も地域を守る神社として親しまれ、四季折々の参拝風景を求めて多くの参拝客が訪れます。
所在地:東京都江戸川区東小岩6-15-15
TEL:03-3657-6168
参拝時間:9:00~17:00
御利益と御祭神
小岩神社がお祀りしているのは天照皇大御神、住吉大神、天児屋根大神、八幡大神、衣通姫大神です。
・天照皇大御神
・住吉大神
・天児屋根大神
・八幡大神
・衣通姫大神
◆御利益
・厄除け、開運招福、航海安全、所願成就など
歴史

小岩神社は、江戸川区東小岩に鎮座する古社で、地域の総鎮護として長く崇敬を集めてきました。
小岩の地は古くから下総国の国府(現在の千葉県市川市国府台付近)に近く、開発の進んだ土地でした。鎌倉時代、この一帯を治めていた御家人・葛西清重の一族によって伊勢神宮に寄進され、「葛西御厨」と呼ばれるようになりました。以来、下小岩村の人々は篤い信仰を寄せ、天文5年(1536年)には「五社大明神」「五社明神社」と称されていた社を下総国行徳より遷座し、小岩の総鎮護として祀られることになりました。
江戸幕府の成立後は、将軍家の近くにある古社として重臣たちからも厚い信仰を受けます。特に四代将軍・徳川家綱に仕えた大老・酒井雅楽頭や板倉筑後守らの寄進により、寛文11年(1671年)には本殿・拝殿が造営されました。その後、天保11年(1840年)には摂社の一つを現在の地に遷座し、地域の信仰を一層深めています。
しかし時代の流れとともに社殿は老朽化し、これを憂いた氏子や崇敬者たちの奉賛によって昭和37年(1962年)に新社殿が完成しました。以来、地域の守護神として変わらぬご神徳を発揮しながら、小岩の街を見守り続けています。
小岩神社のアクセス
東京都江戸川区東小岩6-15-15
◆交通機関
・JR総武線「小岩駅」徒歩約8分
小岩神社の御朱印

小岩神社では上記のような御朱印をいただくことが出来ます!
小岩神社の見どころをご紹介!

鳥居をくぐって参拝スタート!
かつての社号であった「五社明神」の名前が刻まれていました!

手水舎で身を清めていきましょう!

鳥居通ると神門を見ることができます!ここをくぐって本殿へ向かいます。

本殿は1962年に再建された立派な造りです!

本殿の右手には境内末社として稲荷神社がありました!赤い鳥居が特徴的です!

左手には小さな富士塚があります!この富士塚の奥には三峯神社や道祖神社、浅間神社を見ることができます。

富士塚の間には力石が置いてありました。力石は江戸時代〜明治時代にかけて鍛錬や娯楽として力試しに用いられたそうです。

その近くには「わらじ石」をお祀りした社がありました。

わらじ石の奥には多くのわらじが掛けられていました。わらじ石を撫でながら祈願すると、足の怪我や病気などが治るという民間信仰があるそうです。

奥に進むと見えるのが「和魂神社」です。小岩地区の戦没者をお祀りしています。

日枝神社の祠がありました。日枝神社の中には力石を持ち上げる像がいらっしゃいます。

その近くにあるのが水神社です。
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる小岩神社にお立ち寄りください!


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