生田神社(兵庫県)〜神戸の地名の由来ともなった縁結びのパワースポット!御朱印の情報やご利益、歴史をご紹介します!〜

兵庫県
生田神社ってどんなところ?ご利益は?御朱印の料金、いただける場所、時間など、本記事では実際に生田神社に参拝していただいた御朱印、神社の特徴について解説いたします!
 

生田神社とは?

生田神社

生田神社は、神功皇后が三韓征伐からの帰途に神託を受け、稚日女尊を祀ったことに始まる神戸最古の神社です。「神戸(こうべ)」という地名の由来にもなった古社で、幾度もの災害から復興してきたことから「蘇る神」とも称されています。縁結びの神として広く信仰され、多くの参拝客が訪れます。

基本情報
生田神社(いくたじんじゃ)
所在地:神戸市中央区下山手通1-2-1
TEL:078-321-3851
参拝時間:9:00~17:00

御利益と御祭神

生田神社がお祀りしているのは稚日女尊です。

御利益・御祭神
◆御祭神
・稚日女尊(わかひるめのみこと)
◆御利益
・安産祈願、恋愛成就、縁結び、旅の安全など

歴史

生田神社

 生田神社は、神功皇后の時代に創建されたと伝わる神戸を代表する古社です。日本書紀によると、三韓征伐からの帰途、神功皇后の船が現在の神戸港で進まなくなった際、神占を行うと稚日女尊が現れ、「生田の地に祀られたい」との神託を受けたことが始まりとされます。神功皇后は海上五十狭茅(うながみのいさち)を神主として、当初は布引山(砂山)に建てられました。
 その後、延暦18年(799年)の大洪水により社殿が損壊し、刀禰七太夫がご神体を背負って新たな鎮座地を探したところ、生田の森で急にご神体が重くなり、そこが神意による新たな鎮座地とされました。これが現在の地です。
 大同元年(806年)には朝廷から神戸(かんべ)44戸が与えられ、「神を守る人々の村」として社領が定められました。この「神戸(かんべ)」が転じて、のちの「こうべ」という地名の由来になったと伝えられています。
 古代より朝廷の崇敬を受け、延喜式では名神大社に列し、平安時代には平知盛が一ノ谷の戦いの際、生田の森に本陣を構えたとも伝わります。また、新羅からの客人に神酒を振る舞い、罪や穢れを祓う「平和外交の場」としても機能していたとされ、国際的交流の象徴でもありました。
 近代以降も幾度となく災害に見舞われながら、その都度復興を遂げており、「蘇る神」としての信仰を集めています。昭和の大水害や神戸大空襲、そして阪神淡路大震災にも耐え、2000年には震災復興記念碑が建立されました。
 現在では縁結びの神としても知られ、結婚式の際には宮城道雄作曲の「むすびの神曲」が奏でられるなど、古来より人々の心に寄り添う神社として多くの参拝客が訪れています。

生田神社のアクセス


アクセス
◆所在地
神戸市中央区下山手通1-2-1
◆交通機関
・JR各線「三ノ宮駅」、私鉄各線「三宮駅」徒歩10分

生田神社の御朱印

生田神社

生田神社では上記のような御朱印をいただくことができます!

生田神社

また、各種切り絵御朱印も充実しています。上記のような季節替わりの切り絵御朱印をいただくことができます。

生田神社

御朱印帳は上記のような神戸タータンがデザインされたものをいただくことができます。

生田神社では上記のような御朱印をいただくことができます!

御朱印情報
授与時間:9:00~17:00
場所:社務所
御朱印代(初穂料):500円
授受形式:直書きあり
公式サイト公式ホームページ

生田神社の見どころをご紹介!

生田神社

鳥居をくぐって参拝スタート!

生田神社

手水舎で身を清めていきましょう!

生田神社

鳥居を入った両隣には「松尾神社」と「大海神社」があります。上記は「松尾神社」で大山咋命(おおやまくいのみこと)をお祀りしています。

生田神社

鳥居を挟んで反対側にあるのが「大海神社」です。こちらでは猿田彦命(さるたひこのみこと)をお祀りしています。

生田神社

拝殿へは楼門を通って向かいます!

生田神社

拝殿は赤が映える立派な造りです。こちらでお詣りしていきましょう!

生田神社

拝殿から右手へ進むと境内社を見ることができます。3社が一体となっており、右から塞神社、雷大臣神社、人丸神社です。

生田神社

「楠の神木」がありました!昭和の神戸大空襲を受けたものの力強く蘇り、再生・合格・復活・復興の象徴として信仰されています。

生田神社

楠の神木の奥にあるのが、「生田稲荷神社」です。稲倉魂命をお祀りしており、商売繁盛や五穀豊穣のご利益をいただくことができます。

生田神社

境内北側に広がるのが「生田の森」です。平安時代の『枕草子』をはじめ様々な書物にこの生田の森が記されています。源平合戦の戦場になったこととしても有名で、寿永三年(1184年)には平知盛を大将とする平家軍が生田の森に陣を構え、一の谷から生田の森へかけて一帯が戦場となりました。

生田神社

生田の森の奥に鎮座するのが、「生田森坐社」です。安産・万物成長・生田の森の守り神として神功皇后をお祀りしています。

生田神社

生田の森の右手にあるのが「戸隠神社」です。手力男命(たぢからおのみこと)をお祀りしています。

生田神社

生田神社の左奥には「生田の池」が広がります。生田の池は拾遺和歌集を始め、順徳院百首、夫木和歌抄などに登場するなど、当時より名だたる名勝として知られた池です。

生田神社

「生田の池」の近くに鎮座するのが「市杵島神社」です。芸能上達・水の神として知られる市杵島姫命をお祀りしています。

生田神社

その他、生田神社では各種絵馬やおみくじをいただくことができます!

神戸市内で御朱印をいただける神社

神戸の神社

神戸にはその他にも御朱印をいただける神社が多数存在します!神戸市内での御朱印めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか?

まとめ

読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる生田神社にお立ち寄りください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました