谷保天満宮とは?

谷保天満宮は、東日本で最古の天満宮として知られる学問と交通安全の神社です。菅原道真の第三子・道武が父を偲び、この地に御神像を刻んで祀ったことが創建とされています。現在では湯島天神・亀戸天神と並び「関東三天神」の一つとして多くの参拝者が訪れます。
所在地:東京都国立市谷保5209
TEL:042-576-5123
参拝時間:9:00~17:00
御利益と御祭神
谷保天満宮がお祀りしているのは菅原道真公、菅原道武公です。
・菅原道真公
・菅原道武公
◆御利益
・学業成就、交通安全など
歴史

谷保天満宮は平安時代、昌泰四年(901年)に創建された東日本で最古の天満宮です。菅原道真の第三子である菅原道武(みちたけ)が、太宰府で道真が亡くなった知らせを受けた悲しみにより、自ら道真の像を刻んで祀ったことが谷保天満宮の起源とされています。
その後、信仰は広まり、天暦元年(947年)に京都で北野天満宮が造営された際には、谷保天満宮の神威が朝廷へ献上され、村上天皇の勅命により社殿が整えられました。さらに建治三年(1277年)には後宇多天皇より「天満宮」の扁額が贈られ、格式ある神社として位置づけられていきます。
鎌倉時代になると、道真の末裔である津戸三郎為守(ためもり)が源頼朝に仕えて武功を挙げ、養和元年(1181年)に社殿を現在地へ遷座。さらに太宰府にならい寺院や社務組織を整備したことで、谷保天満宮は信仰・祭祀の中心として発展しました。
明治時代にはその歴史と格式が認められ、明治十八年に府社へ昇格。やがて湯島天神・亀戸天神とともに「関東三天神」として知られるようになります。さらに大正時代には境内で日本初の自動車試走会が開催されたことから、現在では交通安全発祥の地としても広く信仰を集めています。
谷保天満宮のアクセス
東京都国立市谷保5209
◆交通機関
JR南武線「谷保駅」徒歩3分
谷保天満宮の御朱印

谷保天満宮では上記のような御朱印をいただくことができます!
谷保天満宮の見どころをご紹介!

鳥居をくぐって参拝スタート!

まっすぐ進むと一ノ鳥居を見ることができます!

両脇には狛犬がいらっしゃいます。

その先には二ノ鳥居があります!

二ノ鳥居の近くには手水舎があります。こちらで参拝前に身を清めていきましょう!

右手には赤い鳥居が!

赤い鳥居の先には、境内社である「瘡守稲荷・淡島稲荷神社」がありました。コチラでもお参りしていきましょう!

階段を下ると社殿に辿り着きます。

社殿は嘉永余年(1851)に造営されたものが改修されつつ現存します。

境内には、菅原道真公をお祀りしているということから神牛像がいらっしゃいました!

さらに拝殿前にも撫牛像が!

社殿の後方には別の鳥居と社号碑がありました。

鳥居を抜けると「厳島神社」がありました。弁天池も広がります!

その近くにも境内社が!「天照皇大神宮」・「妙義神社」・「日吉神社」・「熊野神社」・「稲荷神社」の五社を合祀しています。

駐車場の近くには「第六天神社」がありました。神仏習合時代は第六天魔王をお祀里していたそうです。

境内にはその他にも大きな慰霊碑もありました。

その他、谷保天満宮では各種おみくじや絵馬をいただくことができます!

合格を祈る絵馬がたくさん掲げられていました!
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる谷保天満宮にお立ち寄りください!


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