太子堂八幡神社とは?

太子堂八幡神社は、平安時代後期、源頼義・義家父子が戦勝祈願を行ったと伝わる千年近い歴史をもつ神社です。源氏の氏神・八幡神を祀り、江戸時代には地域の人々の心を一つにする鎮守として信仰されてきました。現在も太子堂の歴史とともに歩む神社として地域に親しまれています。
所在地:世田谷区太子堂5-23-5
TEL:03-3411-0753
参拝時間:9:00~17:00
御利益と御祭神
太子堂八幡神社がお祀りしているのは応神天皇です。
・応神天皇
◆御利益
・勝運、仕事運、厄除けなど
歴史

太子堂八幡神社の歴史は、今からおよそ千年前、平安時代後期にまでさかのぼります。前九年の役(1051〜1062)に際し、源頼義・義家父子が陸奥へ向かう途中、この地で戦勝を祈願し、休息をとったと伝えられています。確かな文献は残っていませんが、永承6年(1051)以前には、すでにこの地の守り神として信仰が始まっていたと考えられています。
当初は、土地を開拓した祖先神を祀っていたとみられますが、やがて源氏の氏神である八幡神信仰が広がる中で、当地にも八幡神が祀られるようになりました。鎌倉幕府を開いた源頼朝、さらに室町時代の吉良氏や江戸幕府を開いた徳川氏など、源氏一門による八幡信仰の影響を受け、世田谷一帯には多くの八幡神社が建立されました。
円泉寺の記録によれば、文禄年間(1592〜1596)に太子堂八幡神社は八幡神社として整えられたとされます。これは豊臣秀吉による天下統一後、北条氏の旧家臣らがこの地に移り住み、開拓を進めていた時期にあたります。江戸時代には太子堂周辺が幕府直轄領や大名・旗本領に分かれて支配されていましたが、八幡神社の祭礼は、人々の心を一つにまとめる大切な役割を果たしていました。
明治以降、都市化と近代化が進む中で神社は地域発展の精神的支柱となり、昭和11〜12年には現在の社殿や鳥居、神楽殿などが整備されました。現在では境内の一部が公園として開放され、耐震補強も施されるなど、太子堂の鎮守として今も地域に親しまれ続けています。
太子堂八幡神社のアクセス
世田谷区太子堂5-23-5
◆交通機関
東急世田谷線「西太子堂駅」徒歩5分
太子堂八幡神社の御朱印

太子堂八幡神社では上記のような御朱印をいただくことができます!

その他、月替わりの御朱印などもいただくことができます!
太子堂八幡神社の見どころをご紹介!

鳥居をくぐって参拝スタート!

鳥居の左手には弁天社がありました!

招福祈願のしゃもじが多く奉納されていました。福徳円満・技能上達・金運上昇などのご利益を願って奉納します!

鳥居をくぐって参道を進むと左手に手水舎が見えます。コチラで身を清めていきましょう!

手水舎の左手奥には出羽三山神社・鹽竈神社の合祀社があります。

その奥に見えるのが社殿です。1937年に造営されたものが現存します。

社殿の右手には稲荷神社が!五穀豊穣や商売繁盛のご利益をいただくことができます。

各種おみくじや絵馬をいただくことができます!

絵馬の数も豊富で厄除けや病気平癒を祈ることができます。
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる太子堂八幡神社にお立ち寄りください!


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