藤森神社(京都)〜馬と刀の聖地!?御朱印の情報やご利益、歴史をご紹介します!!〜

京都府
藤森神社ってどんなところ?ご利益は?

御朱印の料金、いただける場所、時間など、本記事では実際に藤森神社に参拝していただいた御朱印、神社の特徴について解説いたします!

 

藤森神社とは?

藤森神社

京都伏見区に佇む藤森神社は、菖蒲の節句発祥の神社として有名な神社です。菖蒲=勝負・尚武を連想させることや武神が多く祀られていることから、勝運として多くの人から信仰を集めています。また、馬を祀っていることから勝運のご利益と相まって、競馬関係者や競馬ファンの方も多くお参りされてます。

基本情報

藤森神社(ふじのもりじんじゃ)
所在地:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
TEL: 075-641-1045
参拝時間:9:00〜17:00

ご利益と御祭神

藤森神社では素盞嗚命(すさのうのみこと)を主神として、合わせて神功(じんぐう)皇后、日本武尊(やまとたけるのみこと)など十二柱に及ぶ神々をお祀りしています。

御利益・御祭神

◆御祭神(十二柱)
・素盞鳴命(すさのおのみこと)
・別雷命(わけいかずちのみこと)
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
・応神天皇(おうじんてんのう)
・仁徳天皇(にんとくてんのう)
・神功皇后(じんぐうこうごう)
・武内宿禰(たけのうちのすくね)
・舎人親王(とねりしんのう)
・天武天皇(てんむてんのう)
・早良親王(さわらしんのう)
・伊豫親王(いよしんのう)
・井上内親王(いがみないしんのう)
◆ご利益
・出世、勝利、健康長寿

歴史

藤森神社

藤森神社は平安遷都以前より祀られている古社であり、朝廷から武家、庶民にいたるまで様々な人に愛されてきた神社として伝えられています。昔から今のような藤森神社ではなく、近郊にあった三つの社が合祀され、現在の藤森神社となったとされています。

 ■本殿中央(中座)
・御祭神は素盞鳴命、別雷命、日本武尊、応神天皇、仁徳天皇、神功皇后、武内宿禰の七柱。
神功皇后が摂政3(203)年、新羅より凱旋の後、山城の国深草の里藤森の地を神在の聖地として撰び纛旗(軍中の大旗)を立て、兵具を納め、塚を造り、神祀りされた、それが当社の起こりである。現在、本殿東にある旗塚がその塚である。延暦13(794)年、桓武天皇より弓兵政所の称が授けられ、遷都奉幣の儀式が行われた。

 ■本殿東殿(東座)
・御祭神は舎人親王、天武天皇の二柱。
天平宝字3(759)年、深草の里藤尾の地に鎮座。藤尾は現在の伏見稲荷の地である。永享10(1438)年、後花園天皇の勅により、時の将軍足利義教が山頂の稲荷の祠を三麓の藤尾の地に移し、藤尾大神を藤森に遷座し、東殿に祀り、官幣の儀式が行われた。舎人親王は、日本書紀の撰者であり武道にも優れた文武両道の神であった。皇室や藤原一門の崇敬厚く、貞観2(860)年、清和天皇の宝祚に際し奉幣の神事が行われた。これが藤森祭(深草祭)の初めである。

 ■本殿西殿(西座)
・御祭神は早良親王、伊豫親王、井上内親王の三柱。
早良親王は皇太子となられた後、蝦夷で反乱が起こったので征討将軍として当神社に詣で戦勝を祈願され、出陣しようとされたところ、これを伝え聞いた反乱軍は畏怖し、乱は戦わずして平定された。英武の方であられたが、延暦4年、事に座して淡路に流される途中で亡くなられた。延暦19年、親王は崇道天皇と追号され、塚本の地(京都市東山区本町十六丁目)に祀られた。
天長3年、伊豫親王、井上内親王の二柱を合祀し、官幣の儀式が行われた。塚本の宮は、たびたびの火災により小天王の地(深草西出町)へ移り、応仁の乱で焼失したため三柱は藤森に遷され、西殿に祀られた。

公式ホームページより引用

藤森神社のアクセス


アクセス

◆所在地
京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
◆交通機関
・JR奈良線「JR藤森」駅下車、徒歩5分
・京阪本線「墨染」駅下車、徒歩7分

藤森神社の御朱印

藤森神社_御朱印

藤森神社の御朱印です!上記のシンプルな御朱印をいただくことができます。また、藤森神社は伏見五福めぐりの伏見を代表する5箇所の社寺に数えられており、お正月にはその御朱印もいただくことが可能です。

御朱印をいただける社務所は参拝後、すぐ右手後ろにあります。

御朱印情報

授与時間:9:00〜17:00(お立ち寄りの際は必ず公式サイト等でご確認ください)
場所:神符授与場
御朱印代(初穂料):300円
授受形式:直書き(2024.1月時点)
公式サイト藤森神社ホームページ

藤森神社の見どころをご紹介!!

藤森神社

鳥居をくぐってお参りスタート!

 菖蒲の節句発祥の地

藤森神社

藤森神社は5月5日に武者人形などを飾ってお祝いする菖蒲の節句発祥の地として知られています。

神馬像

藤森神社

馬を祀る神社ということもあり、境内には凛々しい神馬像の姿をいただくことができます。

藤森神社

境内にある手水舎にも神馬像のお姿が…!

ご神水「不二の水」

藤森神社

藤森神社

ご神水「不二の水」は二つとない美味しい水という意味で、地下約100メートルから湧き出ているそうです。武運長久・学問向上、特に勝運を授ける水として信仰されています。

宝物殿

藤森神社

宝物殿にて奉納された日本刀「鶴丸」の写しなど多くの刀を拝見することができます。

伏見五福めぐり

「伏見」は秀吉が築城した伏見城の城下町として、そして酒造りの町としても栄えてきました。
その中でも代表的な五つの社寺を初詣を兼ねて巡るのが「伏見五福めぐり」で、毎年1月に行われています。

神社ご利益住所
藤森神社勝運、開運京都市伏見区深草鳥居崎町609
大黒寺出世京都市伏見区鷹匠町4
御香宮神社安産京都市伏見区御香宮門前町174
長建寺商売繁盛京都市伏見区東柳町511
乃木神社文武両道

京都市伏見区桃山町板倉周防32-2

まとめ

読んでいただきありがとうございました。
ぜひ魅力溢れる藤森神社にお立ち寄りください!

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