祇園神社とは?

祇園神社は869年に京での疫病流行を鎮めるため、姫路の広峯神社から素戔嗚尊を勧請した際、神輿が神戸・平野の地で一泊したことを契機に創建されました。当地には分霊を祀る社殿が建てられ、疫病除け・厄除けの信仰を集めてきました。
所在地:兵庫県神戸市兵庫区上祇園町12-1
TEL:078-361-3450
参拝時間:9:00~17:00
御利益と御祭神
祇園神社がお祀りしているのは素盞嗚尊、櫛稲田姫命です。
・素盞嗚尊(すさのおのみこと)
・櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)
◆御利益
・厄除け、水難除け、疫病除け、商売繁盛、大願成就など
歴史

祇園神社は、869年(貞観11年)、京で鴨川が氾濫し疫病が蔓延した際、疫病除けの神として素戔嗚尊(牛頭天王)を姫路の広峯神社から京都・北白川の東光寺に勧請することになったことに由来します。
勧請の途中、神輿が現在の神戸・平野の地で一泊したことから、その霊験を慕い当地に社殿を建てて分霊を祀ったのが、神戸の祇園神社の創建です。素戔嗚尊は仏教では祇園精舎の守護神とされ、天王社とも呼ばれました。
なお、広峯社から京都に勧請された分霊は後に八坂の地に遷され、「祇園感神院」(現在の八坂神社)となっています。
祇園神社のアクセス
兵庫県神戸市兵庫区上祇園町12-1
◆交通機関
・JR三ノ宮駅そごう前、JR神戸駅前、市営地下鉄湊川公園駅より 神戸市バス7系統「平野」徒歩約5分
祇園神社の御朱印

祇園神社では上記のような御朱印をいただくことができます!御朱印は月替わりのものをいただけます。
祇園神社の見どころをご紹介!

鳥居をくぐって参拝スタート!

境内へは階段を登って進みます!八十八段あるこの石段は開運厄除の階段とされています。

階段の途中には生島四郎が奉納した石灯籠がありました!生島四郎は幕末に神戸開港に尽力した人物で勝海舟とも縁の深い人物として知られています。

境内に入ったら手水舎で身を清めていきましょう!

境内の真ん中には大きな拝殿が!こちらでもお参りしていきましょう!

拝殿の奥にあるのが社殿です。

境内にはいくつかの境内社があります。そのうちの一つが「白玉稲荷神社」です。倉稲魂命をお祀りしており、商売繁盛や五穀豊穣などのご利益があります。

右奥にあるのが「烏原神社」です。応神天皇、市杵嶋姫命、天児屋根命の三柱をお祀りしています。

稲荷社の前にあるのが「市杵島神社」です。市杵嶋姫命をお祀りしており、海・芸能の神様として知られています。

市杵島神社の前には日清戦争従軍記念碑がありました。

「一願石」がありました。祇園神社がこの地に創建されて以来、境内の一隅に鎮座すると云われる霊石です。優しく思いを込めて一願石に触れると願いが叶うとされています。

「一願石」の前に自分の願いを叶えたい色の紐を結ぶとその色に沿った願いが叶うのだとか!

その他、祇園神社では各種おみくじなどをいただくことができます。
神戸市内で御朱印をいただける神社

神戸にはその他にも御朱印をいただける神社が多数存在します!神戸市内での御朱印めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる祇園神社にお立ち寄りください!


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