「事代主神(コトシロヌシ)」とは?日本神話にて釣り、豊漁の神様として知られる事代主神(コトシロヌシ)について解説します!
事代主神(コトシロヌシ)とは?
事代主神(コトシロヌシ)は古事記において「大国主神」と「神屋楯比売命」との間に生まれたとされています。「事を知る」神様とされることから託宣の神とされ、出雲の国譲りの際には国譲りを認める託宣を行ったとされています。出雲の国譲りの際には、大国主神に呼ばれるまで美保ヶ崎で釣りをしていたことから、釣りの神様としての側面を持ち、豊漁の神様として崇められることが多いです。七福神の恵比寿様と同一視され、商売繁盛の神様として崇められることもあります。
出雲の国譲り
大国主神が現在の出雲地方にあたる葦原中国(あしはらのなかつくに)を天照大神(アマテラス)に献上した神話。建御雷神らが大国主神に対し国譲りを迫った際に、大国主神側の交渉役として国譲りを認める託宣を行ったと伝わっています。別名
- 八重事代主神
- 八重言代主神
- 玉櫛入彦厳之事代神
- 都味歯八重事代主神
- 積羽八重事代主命
- 辞代主神
- 恵比寿様
御利益(ご利益)
事代主神(コトシロヌシ)は神の意思を人に伝える託宣の神様、釣り・豊漁の神様です。七福神のえびす様と同一視されることから商売繁盛の神様としても知られています。
御利益
◆御利益・海や漁業、商売繁盛、託宣の神
事代主神(コトシロヌシ)を祀る神社

事代主神(コトシロヌシ)は恵比寿神と同一視されることから「恵比寿神」をお祀りする神社で多くお祀りされています。
- 京都ゑびす神社(京都市東山区)
- 志紀長吉神社(大阪市平野区)
- 美保神社(島根県松江市)
- 三輪坐惠比須神社(奈良県桜井市)
- 長田神社(神戸市長田区)
- 事代主神社 (阿波市)(徳島県阿波市)
- 生夷神社(徳島県勝浦郡)
- 今宮戎神社(大阪市浪速区)
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