戸隠神社とは?

戸隠神社は、長野県の霊峰・戸隠山に鎮座し、天岩戸神話にゆかりのある神々を祀る五社から成る神社です。修験道の聖地としても知られ、古くから信仰を集めてきました。自然と神話が調和する霊地として、多くの参拝客が訪れます。
所在地:長野県長野市戸隠中社3506
TEL:026-254-2001
参拝時間:9:00~17:00
御利益と御祭神
戸隠神社の火之御子社で高皇産御霊命・栲幡千々姫命・天忍穂耳命、九頭龍社で九頭龍大神、宝光社で天表春命、中社で天八意思兼命、奥社で天手力雄命をお祀りしています。
・御祭神高皇産御霊命(たかみむすびのみこと)
・栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)
・天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
・天表春命(あめのうわはるのみこと)
・天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)
・天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
◆御利益
・開運、心願成就、学業成就、合格祈願、商売繁盛など
歴史

長野県の霊峰・戸隠山のふもとに鎮座する戸隠神社は、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社から構成され、それぞれに神話に登場する神々を祀っています。
なかでも有名なのが「天岩戸開き神話」です。天照大神が岩戸に隠れ、世界が闇に包まれた際、天手力雄命が岩戸を開いて大神を迎え出したという話に基づき、奥社にはその天手力雄命が祀られています。また、中社には知恵の神・天八意思兼命、火之御子社には舞で神々を和ませた天鈿女命、宝光社にはその御子神である天表春命がそれぞれ祀られ、古来より信仰を集めてきました。
戸隠神社は、神話に由来するだけでなく、水の神・九頭龍大神を祀る九頭龍社を通して、水と農耕の神としての側面も持ち合わせています。このように自然崇拝の要素も色濃く、山そのものが霊地として信仰されてきました。
中世には天台宗の顕光寺が開かれ、神仏習合が進み、戸隠は修験道の一大霊場として栄えました。修験者たちは戸隠山にこもり、厳しい修行を重ね、庶民からも篤い信仰を受けるようになりました。しかし、明治時代の神仏分離令により、戸隠信仰も大きな転機を迎えます。顕光寺は廃され、仏教的要素は排除され、戸隠神社は純粋な神社神道の道を歩むことになりました。こうして、神仏習合から神道への大転換を経た現在もなお、戸隠神社は「神話と自然、信仰の地」として多くの参拝者を魅了し続けています。
戸隠神社のアクセス
長野県長野市戸隠中社3506
◆交通機関
・「長野駅」7番乗り場から約1時間
戸隠神社の御朱印

戸隠神社では上記のような御朱印をいただくことができます!五社めぐりということで火之御子社、九頭龍社、宝光社、中社、奥社それぞれで御朱印をいただくことができます。

五社めぐりということで火之御子社、九頭龍社、宝光社、中社、奥社それぞれで御朱印をいただくことができます。
戸隠神社の見どころをご紹介!!

鳥居をくぐって参拝スタート!

中社までは緑に囲まれた階段を登ります!

参拝前には手水舎で身を清めていきましょう!

階段を登ると中社に辿り着きます。

中社から奥社・九頭龍社へは森を歩いて向かいます。30〜40分ほど歩くことになるので気をつけて向かいましょう!

奥社へは森に囲まれた道を進みます!鳥の鳴き声が響き渡る神秘的な空間です。

歩き進むと朱色の門を見ることができます。門の上には緑が生い茂っていました。

奥まで辿り着くと、九頭龍社と奥社を見ることができます。

奥社でもお参りしていきましょう!
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる戸隠神社にお立ち寄りください!
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