猿田毘古神(サルタヒコ)とは?道開きの神様の概要、御利益を解説します!!

日本史
「猿田毘古神(サルタヒコ)」とは?日本神話にて道開きの神様として知られる猿田毘古神(サルタヒコ)について解説します!
 

猿田毘古神(サルタヒコ)とは?

サルタヒコはニニギが天孫降臨を果たすとき、高千穂までの道案内をした神様です。それが転じて、進むべき道を照らす道開きの神として篤く崇敬されています。

天孫降臨
天照大御神が、孫のニニギに三種の神器である八咫鏡(やたのかがみ)・八尺瓊勾玉(やさかのまがたま)・草薙剣(くさなぎのつるぎ)を授け、日本国の総称である豊葦原水穂国(とよあしはらのみずほのくに)を素晴らしい国にするよう命じて天界から降りてきたもの。サルタヒコはその道案内をしたそうです。

高千穂にニニギを御案内したあと、天宇受売命(アメノウズメノミコト)と一緒に本拠地である「伊勢の五十鈴の川上」の地に戻り、この地を始め全国の開拓をしたとされています。

別名

猿田毘古神、猿田毘古大神、猿田毘古之男神、猿田彦命など

御利益(ご利益)

サルタヒコはニニギの道案内をしていたことから、進むべき道を照らす道開きの神様として信仰されています。

御利益
◆御利益
・方位除け、五穀豊穣、事業開運、交通安全など

猿田毘古神(サルタヒコ)を祀る神社

猿田毘古神(サルタヒコ)を祀る猿田彦神社
猿田彦神社

・巣鴨庚申堂(東京都豊島区)
・庚申社(福岡県直方市)  
・白鬚神社(総本宮:滋賀県高島市をはじめ全国の白鬚神社) 
・猿田彦神社(総本宮:三重県伊勢市をはじめ全国各地)
・二見興玉神社(三重県伊勢市二見町)
・椿大神社(総本宮:三重県鈴鹿市)
・都波岐神社・奈加等神社(三重県鈴鹿市)
・阿射加神社(三重県松阪市)
・太田山神社(北海道久遠郡せたな町)
・鼻節神社(宮城県七ヶ浜町)
・菅布禰神社(福島県郡山市)
・椋神社(埼玉県秩父市下吉田)
・高麗神社(埼玉県日高市)
・野々宮神社(埼玉県日高市)
・御園神社(東京都大田区西蒲田)
・籠祖神社(東京都千代田区神田神社境内社)
・男石神社(長野県上田市殿城)
・佐那武神社(石川県野々市市)
・本土神社(岐阜県多治見市)
・長澤神社(岡山県井原市大江町)
・塩屋神社(広島県広島市)
・佐太神社(島根県松江市)
・大麻比古神社(徳島県鳴門市大麻町)
・荒立神社(宮崎県西臼杵郡高千穂町)

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