「市寸島比売命(イチキシマヒメ)」とは?日本神話にて宗像三女神として知られる市寸島比売命(イチキシマヒメ)について解説します!
市寸島比売命(イチキシマヒメ)とは?
市寸島比売命(イチキシマヒメ)はアマテラスとスサノオが誓約を交わしたときに、アマテラスがスサノオの剣を噛んで吹き出した霧から生まれた三柱の女神のうちの1柱です。この誓約からは五男三女神が生まれており、女神神のことをまとめて「宗像三女神」と称されます。水の神様として水にまつわる場所を中心にお祀りされることが多く、現在も厳島神社など各地の神社でお祀りされています。神仏習合において弁財天と同一視され、金運の神様として崇められることもあります。
宗像三女神
「アマテラスとスサノオの誓約」の際に、アマテラスがスサノオの剣を噛んで吹き出した霧から生まれた三女神のことです。市寸島比売命(イチキシマヒメ)、多紀理毘売命(タキリビメ)、多岐都比売命(タギツヒメ)の三女神を指します。別名
- 市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)
- 狭依毘売命(さよりひめのみこと)
- 中津島姫命(なかしまひめのみこと)
- 弁財天
御利益(ご利益)
市寸島比売命(イチキシマヒメ)は商売繁盛、芸能、勝負、豊漁、交通安全、航海安全、五穀豊穣の神様として信仰されています。七福神の弁財天と同一視されることから金運の神様としても知られています。
御利益
◆御利益・商売繁盛、芸能、勝負、豊漁、交通安全、航海安全、五穀豊穣、金運
市寸島比売命(イチキシマヒメ)を祀る神社

市寸島比売命(イチキシマヒメ)は恵比寿神と同一視されることから「弁財天」をお祀りする神社でも多くお祀りされています。
- 宗像大社(福岡県宗像市)
- 市杵島神社(全国各社)
- 松尾大社(京都府京都市)
- 厳島神社(広島県廿日市市)
- 江島神社(神奈川県藤沢市)
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