不忍弁天堂とは?
不忍池弁天堂は、不忍池の中央に浮かぶ島に建つ、上野を代表する名所のひとつです。江戸時代初期、僧の天海によって建立され、池を琵琶湖、島を竹生島に見立てて造られました。こうした背景から、弁財天を祀る信仰の場として多くの人々に親しまれてきました。現在は橋を渡って気軽に訪れることができ、夏には蓮の花に囲まれるなど、四季折々の美しい景観も楽しめます。歴史と自然がほどよく調和した散策にもぴったりの場所です。
所在地:東京都台東区上野公園2-1
TEL:03-3821-4638
参拝時間:9:00~17:00
御利益と御本尊
不忍池弁天堂がお祀りしているのは八臂辯才天(はっぴべんざいてん)です。
・八臂辯才天
◆御利益
・財運、学問、芸術、勝負運、縁結びなど
歴史

不忍池弁天堂は、江戸時代初期の寛永年間に天台宗の僧である天海によって建立されたお堂です。
天海は「見立て」という考え方をもとに上野の山を設計しました。これは、京都の名所になぞらえて寺院を配置するというもので、不忍池は琵琶湖に、小島は竹生島に見立てられました。そして、その島を拡張し、竹生島の宝厳寺にならった弁天堂が建てられました。
もともと弁天堂へは船で渡る必要がありましたが、参拝者が増えたため、江戸時代には橋が架けられ、多くの人が訪れるようになりました。
しかし、昭和20年の空襲で一帯は焼失してしまいます。その後、昭和33年(1958年)に再建、さらに昭和41年(1966年)には画家の児玉希望による龍の天井画が奉納され現在に至ります。
不忍池弁天堂のアクセス
東京都台東区上野公園2-1
◆交通機関
JR各線「上野駅」徒歩5分
不忍池弁天堂の御朱印

不忍池弁天堂では上記のような御朱印をいただくことができます!その他、大黒天の御朱印や季節ごとの御朱印などもいただくことができます。
不忍池弁天堂の見どころをご紹介!

弁天橋を渡って参拝スタート!

参道の右手には「めがね之碑」がありました。徳川家康の愛用した眼鏡がかたどられてたもので、東京の眼鏡業界の組合により昭和43年(1968)に建立されました。

参道の途中には手水舎がありました。こちらで身を清めていきましょう!

正面に見えるのが本堂です。昭和33年(1958年)に再建されたものが現存し、御本尊ある八臂辯才天をお祀りしています。八臂辯才天は八本の腕があり、手に煩悩を破壊する道具を意味する武器を持っています。

本堂の目の前には「宇賀神(うがじん)」がいらっしゃいました。財をもたらす福神として信仰される神様で、人頭蛇身で蜷局(とぐろ)を巻く形が特徴的です。

本堂の左には「琵琶の碑」があります。この琵琶は御本尊である弁財天が持つ琵琶を模してつくられた石碑です。

本堂の右手には大黒天堂があり、福を授ける神様として知られる大黒様がお祀りされています。この大黒様は豊臣秀吉公が大切にしていたという伝説があり、幕末の戦争や太平洋戦争といった難を免れ、今日に伝わっています。

本堂の左手には「ふぐ供養碑」がありました。「東京ふぐ料理連盟」が、フグの霊を供養するために、昭和40年(1965)に建立した石碑です。

その近くには「お地蔵さま」がいらっしゃいました。

その裏や周辺には鳥塚や包丁塚などの多くの石碑があります。

裏手には「幕末之剣豪櫛淵虚冲軒之碑」と掘られた 「櫛淵碑(くしぶちひ)」がありました。幕末に一橋徳川家に仕えた「櫛淵彌兵衛宣根」が興した「神道一心流」について簡略に記されています。

その他、各種絵馬やおみくじをいただくことができます!特に絵馬は琵琶の形をしたものや蓮の形をしたものなど様々です。
谷中七福神めぐり

青雲寺は谷中七福神めぐりの一ヶ所として弁財天をお祀りしています。ぜひ七福神めぐりにも足を運んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、魅力溢れる不忍池弁天堂にお立ち寄りください!


コメント